概要
アメリカの都市伝説などを起源とする怪物“フィアサム・クリッター”の一種。
アイダホ州北部にある、セントジョー川から太平洋岸にかけての森林地帯に棲むというシャクトリムシのような姿の謎の動物。リスのように木登りが得意で、樹に生えたキノコを食べて生きているのだという。
身体はダックスフントほどの大きさで、キツツキのような脚とスパイクのある尾を持つ。
かつてこの動物を撃ち殺した狩人が、その毛皮で手袋を作成した。
友人に見せようと、その手袋をはめて斧を持ったところ、握っている手が刃の上に動いてしまった。
狩人は驚いて斧を手放したので、手は切れずに済んだ。
実はワパルージーは毛皮になっても生きており、その状態でも木に登ろうとしていたからであった。
そのため、せっかくの手袋は丸太の上を登っていってしまい、無駄になってしまったのだという。