概要
何者かがイリアの部屋を侵入し物色した形跡があったため、彼女が特務支援課に調査を依頼、追い詰められて御用となったのがこのシュリである。
ロイドが取り押さえるとき、一人称が「俺」でボーイッシュな服装かつスレンダーな体型だったため、男と勘違いしてラッキースケベをしてしまい、ロイドは後々まで根に持たれてしまう。
スラム出身で悲惨な人生を送ってきたシュリにとって金持ちに媚を売る劇団のトップスターは妬みの対象でしかなく、嫌がらせをしてやろうとイリアの部屋に侵入したのだという。
イリアはシュリの身のこなしに感心し、アルカンシェル入団を条件に警察に引き渡さず自ら引き取った。
その後下働きを経て見習いアーティストとなり特訓の末に初舞台に立つまでになった。
イリアには憎まれ口を叩きながらも、とても深い恩義を感じているようだ。
ちなみに正確な出身地はノーザンブリア自治州。ノーザンブリアはかつて国があったが《塩の杭》の壊滅的被害で国家が滅亡し「自治州」となったもののもはや生き地獄のような場所だという。