概要
モンスターバースシリーズにおけるコングのかつての先祖達が生み出した武器。
刃の部分にゴジラの背鰭、持ち手の部分にゴジラの骨が使われており、特にゴジラの背鰭でできた刃はゴジラの熱線を吸収して威力を高める性質を持ち、さらに特定の場所に収めれば地球の核のエネルギー流にも干渉することができる。
一方で、ゴジラからしてみれば“自身の同族の遺骸を武器にしている”という極めて冒涜的な代物であり、それと同時に“同格の生命体の死体を武器に加工し、それによってその生命体を殺すためのもの”であるなど、後の人類がそうであるようにコングという種族が高い知能故に手にしてしまった悪徳の産物にして両種族の因縁の象徴でもある。
地下空洞世界に築かれていたコング族の宮殿内に転がっていたゴジラの同族らしき怪獣の化石の頭蓋骨に突き刺さっていたものを、そこに導かれるように宮殿にやってきたコングが見つけて入手。コングがこれを弄ったことで生じた地球のエネルギー流の変動を察知したゴジラがコングのいる地下空洞を攻し撃、その際に開いた穴を伝ってコングも地上に登り、この斧を見て敵意を爆発させたゴジラとそれに立ち向かうコングの戦いにおいて利用された。