真夏!島?大冒険!
まなつしまだいぼうけん
概要
「真夏!島?大冒険!」とは、オープンワールドゲーム「原神」のVer1.6(2021/6/9~7/21)、およびその期間中に開かれた大規模イベント(2021/6/9~6/28)のタイトルである。
期間限定エリア「金リンゴ群島」
このイベントの舞台「金リンゴ群島」はモンドでも璃月でも、ましてやVer2.0で実装された稲妻でもない、このイベントのために用意された期間限定の大型マップである。
金リンゴ群島はマップの大半が海であるため、島から島への移動にはウェーブボートという本作初の操作可能な乗り物を使う。ウェーブボートは移動はもちろん爆弾を発射しての攻撃も可能で、破壊されても各地に存在するボートポイントから再召喚することができる。
イベント以外にも、群島にはテイワットと同様に多数の宝箱が隠されており、入手には専用のギミックを解く必要があったりと、ただ探索するだけでも飽きが来ない非常にボリュームのあるものになっている。
このイベント終了後も金リンゴ群島は一定期間限定ではあるが残り、イベント終了と同時に入場条件である「魔神任務序章とクレーの伝説任務のクリア」が撤廃され、誰でも入れるようになる。とはいえ、期間が終了すると探索できなくなるのでお早めに。
特に、イベント終了後に実装された楓原万葉のレベル上限突破には、群島でのみ採取できる「ウミレイシ」というアイテムと、ここでのみ戦えるフィールドボス「魔偶剣鬼」のドロップアイテムが必要となっている(どちらも群島の実装期間終了後に稲妻エリア開放と同時に正式実装された)。
また、イベント終了後に期間限定ミニゲーム「ボンボン魔球大合戦」もこのマップで開催された。
後のVer2.0では、上記のアイテムやボスに加えて、ウェーブボートも正式実装されており、稲妻で使用可能となっている。
イベント「真夏!島?大冒険!」
この手のゲームによくある夏イベントではあるが、原神の制作元である中国の規制が厳しいためか水着回というわけではなく、海灯祭や風花祭のように特別なアトラクションやミニゲーム等が主流となっている。
あらすじ
ある日、久しぶりにクレーに会いに来た旅人とパイモンだが、クレーから「ドド大魔王って人から『お前をドドコの家族と認めない』って手紙が来た」と相談を受ける。
一見するとイタズラっぽいのだが何か様子がおかしい。特にドド大魔王が指定してきた金リンゴ群島はウェンティしか知らない古の地、嘗ては「霧海群島」と呼ばれた特別な海域だった。不審なものを感じた旅人たちは、行く気満々のクレーと彼女が心配で休みを取ったジン&バーバラ姉妹と共にウェンティが呼んだトワリンに乗って旅立つ。
辿り着いた金リンゴ群島は、不思議な仕掛けが多数ある未知の土地だった……。
島を探索するにつれ様々な摩訶不思議な仕掛けに驚く一同。旅人やジンはもちろん、はじめはどこかリゾート気分だったバーバラも違和感を感じていく。さらには、ドド大魔王からの手紙で呼び出されたディルック達も群島に駆けつけ、大魔王の目的も含めて皆の困惑は深まるばかり。
それでも、ドド大魔王がいると思しき結界を見つけ、解除する一同。そこにあったのは、無人の可愛らしいデザインのテント。その中にあった蓄音機のような機械からドド大魔王らしき録音が流れてきた。
「やっと来たね、悪しき炎の娘。待ちくたびれたよ、ほんとにもう」
「よーくもこのドド一族の統治者たる、ドド大魔王様に刃向かったね。その勇気褒めてあげる!」
「けど残念、これでおしまい。だってドド大魔王は……」
「この私、クレーちゃんのママ……アリスだから!」
そう、この一連の騒動は、万能の魔女とも言われるクレーの母アリスが旅の最中見つけた群島を気に入り、クレーへのプレゼントとして群島にある遺跡などを利用して仕掛けを作った一大イベントだった。
ちょっと、いや、かなり大掛かりな騒動ではあったが、ママからのプレゼントに大喜びのクレーに、旅人やジンたちも笑顔になるのだった。
なお、この群島を去る時にバーバラはいずれこの地に訪れる人が楽しいひと時を過ごすことを願い、仕掛けの鍵となる「風護のバドルドー」とメッセージを最初の島に置いていった。イベント開催時期に間に合わなかった旅人はこれを見つけ、自分たちもまたアトラクションを楽しんでいくことになる。
新ストーリー
- 魔神任務 第二章・プロローグ「秋風に舞いし紅葉」
思わぬところで、最悪の形で兄妹の再会をした旅人。
謎を多く抱えながらも、旅人とパイモンは次の国・稲妻を目指し動き始める。
鎖国状態にある稲妻に行くため、南十字船隊にコンタクトをとる旅人。
そこで、稲妻出身の船員・楓原万葉と出会うことになる。
余談
関連イラスト
夏服姿のジン&バーバラ姉妹のイラストが大半。残念ながらクレーの新衣装は実装されていないが、想像で彼女の水着姿を描いたものもある。