概要
漫画『結界師』に登場する異能者の一族。ヒロイン・雪村時音の実家で、間流結界術の開祖・間時守の一番弟子の家系。
約400年にわたって間流結界術の正統な後継を墨村家と争いながら、烏森の地を守護している。
本家の人々の名前には代々「時」の字が受け継がれており、正統継承者に選ばれると左胸に方印が出る。
任務時の装束は白を基調としたもので、結界の色は緑。妖退治の際に用いる天穴の先は十字の槍のような形状。
現在本家の人々は全員女性で、夜行が一時的に拠点を烏森に移した際には女性陣を受け入れた。
夜行の台所事情が厳しいことを知った静江によって、影宮閃や秋津秀が食事に招かれたこともある。
波同部屋
雪村家の庭の古井戸の底にある部屋で、扉には「波」の字が書かれている。最下層はがらんとした広い部屋だが、その上に様々な仕掛けが施された小さな部屋が複数、何層かにわたって存在する。
自分以外の力と同化し無効化する「波同」の修行を行うための場所で、部屋の番人・三毛野が訓練を施す。
本家の人々
現当主で、雪村家の21代目正統継承者。70歳。
- 雪村時雄(CV:横堀悦夫)
時子の息子。娘・時音の前に烏森守護の任に就いていたが、妖との戦いで致命傷を負い死亡した。
- 雪村静江(CV:百々麻子)
時雄の妻。(おそらく)霊感を持たない一般人で、普通の専業主婦。
温厚な性格だがゴキブリ退治のプロらしい。
時雄と静江の長女で、雪村家の22代目正統継承者。16歳。
烏森学園高等部に通いながら、夜はその地の守護任務に励んでいる。
雪村家付きの妖
生前は時守に飼われていた妖犬。約400歳。
墨村家の斑尾とは自慢の嗅覚を争うライバル関係。
- 三毛野
波道部屋の番人。非常に長い尻尾を持つ猫の妖で、口調から♀と思われる。
作中では時音に修行を施し、まほら様の説得に送り出した。