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概要編集

漫画『結界師』に登場する異能者の一族。主人公・墨村良守の実家で、間流結界術の開祖・間時守の弟子の家系。

約400年にわたって間流結界術の正統な後継を雪村家と争いながら、烏森の地を守護している。

異能者の家系としては小規模で、本家以外の者は霊感すら持たないこともあるが、能力の希少さから一部では名が通っているらしい。


本家の人々の名前には代々「守」の字が受け継がれており、正統継承者に選ばれると右手の平に方印が出る。

任務時の装束は黒を基調としたもので、結界の色は青。妖退治の際に用いる天穴の先は2つに分かれた薙刀のような形状。

すみむらけ

普段は守美子がほとんど帰らないため家には男性しかおらず、夜行が一時的に拠点を烏森に移した際には男性陣を逗留させた。その後には裏会総本部から派遣された氷浦蒼士も受け入れている。


無想部屋編集

墨村家の庭にある古井戸の底へ下り、横穴を少し進んだ先にある小さな部屋。純粋な力の発揮のために心を無の状態にする「無想」の修行を行う場所で、扉には「無」の字が書かれている。

修行の目標は自らの意志で素早く無想へ切り替え、かつそれを長く持続させること。ただし部屋には術がかけられており、ありとあらゆるまやかし(大量の水が降ってくる、壁が迫ってくる等)が邪魔をしてくる。まやかしの度合いは修行者自身のエネルギーに左右されるため、修行は一日5時間程度が限度とされている。

修行者の無想が完成に近づくと部屋の番人・縞野が現れ、「極限無想」会得のための訓練を施す。

無限無想


本家の人々編集

現当主で、墨村家の21代目正統継承者。68歳。

修史さん2連発

繁守の娘婿。主夫と小説家を兼業。

霊感はないが松戸平介の元助手ということもあり、魔除けを作ったり使ったりできる。

結界師

繁守の娘。非常に強力な術者だが前述の通りほとんど家にはおらず、全国各地を放浪している。

結界師

修史と守美子の長男。21歳。

正統継承者にこそなれなかったが術者としての実力は高く、裏会の最年少幹部に登りつめている。

結界師

修史と守美子の次男で、墨村家の22代目正統継承者。14歳。

烏森学園中等部に通いながら、夜はその地の守護任務に励んでいる。

としもり

修史と守美子の三男。9歳。

兄が家業を継いでいるため厳しい修行はしていないが、基本的な術は使える。


墨村家付きの編集

斑尾

時守に仕えていたオネエの妖犬。約500歳。

烏森守護の任務に必ず同行し、臭いで妖の位置を探ったり妖の特徴を教えたりする。

  • 縞野

縞野

無想部屋の番人。二又の尻尾を持つ猫の妖で、一人称は「小生」。

作中では良守の無想の修行をサポートし、極限無想まで到達させた。


関連タグ編集

結界師 間時守 雪村家 斑尾

墨村繁守 墨村修史 墨村守美子

墨村正守 墨村良守 墨村利守

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