概要
漫画『結界師』の主な舞台となる架空の学園。私立の中高一貫校で、アニメでは「名門」と紹介されている。
伝統的に一芸に秀でた人間を多く輩出する学校として知られており、卒業後の進路は政治家から芸術家まで幅広く、能力の偏った極端な人間が多い(例:六本木樹理亜はターゲット追跡時、通常の約20倍の運動能力を発揮する)。
主人公・墨村良守は中等部に、ヒロイン・雪村時音は高等部に在籍。夜行烏森支部の一部メンバーも編入している。
制服は男子が学ラン、女子がセーラー服。
中等部と高等部で学ランの線やセーラー服の襟・スカートの色が異なり(中等部=緑、高等部=青紫)、女子はスカーフの色も異なる(中等部=赤、高等部=水色)。
学園があるのは不思議な力を持つ土地「烏森」で、その力に霊や妖が吸い寄せられてしまうため、良守や時音ら結界師が毎晩警護している。
学園長はこれらの事情をある程度把握しているらしく、日没後は警備員を含め敷地内への立ち入りを禁じている。
昼間でも人間や動物の霊が無意識に入り込むことがあるため、良守たちは発見次第出ていく(あるいは成仏する)よう促している。
良守たちが毎晩妖と戦う中で敷地内の建物や植木は少なからず被害を受けており、都度修復術によって直されてきたが、烏森の地の力の源が離れた瞬間加護が切れ、校舎は全壊。
以後、高等部は敷地内に建てたプレハブ校舎で、中等部は近くの三影山小学校(=利守が通う)の教室を借りて授業を行っている。
生徒(良守中2、時音高1時)
中等部
2年1組
2年2組
高等部
1年B組
1年D組
- 六本木樹理亜
生徒(良守中3、時音高2時)
中等部
3年1組
- 田端ヒロム
- キョーコ
3年3組
高等部
1年A組
2年C組
- 雪村時音
- まどか
教職員
中等部
- 黒須幸生(CV:志村和幸)
- 青木(CV:北西純子)
- 茶野元晴
高等部
- 三能たつみ(CV:大川透)
烏森学園七十七不思議
所謂「学校の七不思議」の烏森学園バージョン。霊や妖が実際多く集まる地であるためかやたら数が多いが、本編で紹介されているのはごく一部。
- 狂い桜
中等部の敷地内にある桜の木で、季節外れに突然花を咲かせる。
生徒たちは特に怖がらずむしろ楽しんでいるが、普段より多く妖を誘き寄せてしまうため良守たちにとっては重労働。
- 伝説のキヨコちゃん
数年に一度学園に現れるという謎の少女。彼女が現れた年には学園がとんでもない災いに見舞われると言われている。