概要
妖混じりだが、妖気の探知・分析が得意で、表層だけなら他人の心を読むこともできる。
戦闘よりも妖気や気配を消しての諜報活動が得意。妖混じりの中では邪気が薄く弱いほうなので完全変化はしにくいが、変化が進むと頬に3本模様がでる。
自分より強い限がやられてしまったため、少々投げやりになっていた。また自分の能力が前線向きでないこと(ツメを伸ばすくらい)に劣等感を持っており、その為同じ年でありながら最前線を担う限や良守を羨望している節がある。
(しかし、物語が進むにつれて良守の天然じみた言動などに振り回され、呆れるような素振りなども増えた他、なんだかんだで指南者の立ち合いの元、自分なりに努力・鍛錬している描写も見せている。)
細波とは師弟関係にあり彼を慕っている。もちろん良守の兄であり所属する夜行の頭領である墨村正守の事も信頼しており慕っている。
また、一見すると女性と間違われる程中性的な顔立ち。しかしこれについて言われる事を嫌っていて怒ると爪で相手のこめかみを刺す。(良守曰く「扱いづらい奴」)
これらが災いしてか会羽山では女に間違われ、飛丸のいたずらでおみやげの箱から出てきた雲が消えるまで巨乳になるという散々な目にあった。
好物はスルメで嫌いなのは野菜。
昆虫が大嫌いで、見た途端に騒ぎ出す程の拒絶反応を示している。良守には「女の子みたい。」だと言われた。
頭は良く、烏森学園では適度に授業をサボりながら提出物はこなしている。(彼曰く中学校の勉強は簡単らしい。)
時音とは仲があまり良くなく、言い争いが多い。その理由の一つとして時音に何度もセクハラをしていることが挙げられる。時音に「短パン女」というあだ名をつけている。(ちなみに初対面で彼が時音に言った言葉は「怪力女」。)
最初は良守にケンカを売っていた。2度目の黒芒楼襲来の時の際に良守の跡をつけて紫遠に拘束され人質となる。そこで良守に助けられ自分も役に立ちたいと火黒の探知を行うが火黒は人皮をかぶっていたため失敗。
しかしその時丁度火黒は藍緋と戦闘中だったため一応妖気は読めた。この際に火黒の危険性と強さを確信し「あいつ(火黒)はヤバイから仇討ちは諦めろ。」と良守に助言しているが良守はそれを振り切った。
火黒と良守の戦いで良守が火黒を怒らせ、絶体絶命の時、彼を救おうとし、良守に特殊な絶界(真界)を発動させる要因を作った。
この件を境に良守との間に友情が芽生え、今ではお互いに信頼し合っている良き友達関係である。
その後は戦闘班から諜報班に移動し、烏森学園中等部に編入。正守からの密命により烏森の正統継承者の調査を行う。
烏森封印、裏会騒動後は夜行に戻り新たな夜行の一員となった氷浦蒼士を向かいいれている。