概要
夜行副長にしてNo.2。年齢は20歳。髪色は緑。
性格は作者曰く「クールに見せて超クール。」多忙な頭領の墨村正守を陰で支えており、正守が急用の際は代役として仕事をしたり代わりに部下に指示を出すことがあるなどかなり優秀である。黒兜が誕生したときは容赦ない攻撃をしたり、墨村正守が扇一郎の元に独断で戦いに行ったときは怒ってストライキを起こしたりと、雪村時音に似ている所がある。
正守から様々な話(良守や奥久尼の事)を聞いており、これだけでも正守の信用ぶりが窺える。仕事中や正守の前では表情一つ崩さないポーカーフェイスだが、幹部会帰りの正守のことなどを行正などにこっそり溜め息交じりに愚痴をこぼす事もある。
スタイルが良いらしく、閃は時音よりも腰が細いと評している。
正守が扇一郎と決闘したことを知ったときは、正守の立場を考えていない身勝手な行動に激怒し頭を冷やしてもらう名目で夜行の女性陣ごとストライキを起こした。
そのストライキ時は夜行は書類がつくれない(パソコンが使えない)、トイレがたくさん壊れる(普段は刃鳥が直していた)、など混乱が起き、彼女の存在がいかに夜行にとって重要であるかが窺える出来事となる。(正守がカリスマ面のリーダーとすると彼女は実務面のリーダーとも言える)。
なお、作者によれば夜行の予算(財布)は彼女が握っている。
断頭島に時音が幽閉された時は、時音の身元引受人として良守に協力した。
正守が部下と共に再び扇一郎と決闘しようとしているのを聞いた後は、正守に「一人で抱え込まないでほしい」と言い優しく諭した。
使う技・・・黒羽(くろばね)左腕の模様から放たれる羽状の矢の様なもの。その模様は染木文弥によって彫られた。貫くことを目的としたものであり、大きさは自在に変えられる。本来飛行用ではないが、左腕から巨大な羽をはやして落下スピードを落としたこともある。