概要
プロフィール
人物
本作のヒロインであり雪村家22代目予定の結界師。現在烏森学園高等部2年であり、容姿端麗な美少女であり「平成のナイチンゲール」と呼ばれ、学園の男子達から人気が高い。
かなり髪が長い為、ポニーテールをして一つに結っている。
その可憐な容姿とイメージとは裏腹に性格は非常に気が強く、しっかり者。一人っ子だが弟的存在の良守が居たので、面倒見がイイ。
自分を怒らせた相手には容赦がなく、怒ったときの理不尽なまでの暴力は良守からしばしば「鬼」と表現されている。
幼い頃から結界師の仕事に誇りを持っており、11歳のとき良守を庇って右腕に傷を負い、その時の傷が残っている。術のパワーや持久力では墨村良守に及ばないものの、精度や技術は非常に高く、一度に複数の結界を形成して滅却することができる。祖母の時子曰く、力の操作が上手いが、その反面パワー、持久力が良守に比べると低く、回数、個数に限界があるため、多重結界は「あなた向きの術ではない」と言われている。
また、他人が作り出した空間を読み取ってすり抜けたり、術者の痕跡を探ることができる。また、閃が心を読むとき、それを感知できる。
幼なじみである良守への認識は弟のようなものであり、自分でもよく分からないらしいが、良守の恋心は伝わっている様子。
年長ということもあって、後先考えずに暴走する良守の手綱役を務めており、ビンタや念糸の拘束など実力行使に及ぶことも辞さない。
初期の頃は、良守に対してかなり厳しめだったがストーリーが進むにつれて徐々に軟化し、優しくなっている。
箱使いが烏森に現れた際には、単独で空間のすり抜けを会得した。
緋田郷の主が烏森に出現した際良守と閃が窮地に陥り、やむを得ず土地神殺しの禁を犯してしまう。
その咎めを受け夕上や夜城によって断頭島に連れて行かれてしまうが、夕上と良守の協力もあり、断頭島から脱出に成功。
夕上に諭され、少しずつではあるが良守を頼りにするようにしており、烏森の覚醒に備え、波同の修行を始めている。その後波同の修行を完成させ、夕上の協力を得て覇久魔の異界に潜入。波同最終奥義、空身を使用しつつまほら様に説得を試み、失敗して溶かされてしまうが、"眺める者"によって再生した。全てが終わった後、数学教師になる夢を良守に語った。
(二人の距離は確実に縮まっており、彼の「城を建てたい」夢に協力したい思いもあるらしい)