CV:多田野曜平
概要
墨村繁守とは、漫画『結界師』に登場するキャラクターである。
主人公である墨村良守とその兄弟の祖父であり、墨村家第二十一代当主。六十八歳。
普段はやや口やかましく頑固な老人という印象が強めな老年術師で、同じ結界師の雪村家に対して批判的であり、特にかつての戦友である雪村時子とは他愛ない痴話げんかのようなやりとりを行っていたが、最終的にはいがみ合う理由が無くなって和解できた。
これは過去に時子の暴走が引き起こしたトラブルへの対処を行う羽目になったストレスに縁るところが大きいらしく、本編の中盤以降は頑固さが目立つような言動が少なくなり、苦労人としての一面なども見せるようになった。
またその経験から、時折落ち着いた物腰と術師としての経験をもって、良守などに的確な助言をする、有能な指導者としての側面もあり、その助言などを通して、中盤から終盤にかけての良守の技術発展に多かれ少なかれ貢献した。
劇中様々な異能者が出てくるがその中でも一般人から見ても常識的かつ良識的な感性の持ち主。
趣味は書道。かなりの腕前らしく墨村家の収入源となっている。