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風間玄蕃の編集履歴2021/08/06 22:15:32 版
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概要

若年ながら信濃から諏訪にかけて悪名を轟かせる盗人。常に狐の面を被っている。

盗賊の技術が高い上に、秘伝の粘土で狐面の顔を自在に変え、誰にでも化けられるという、いわば原初の忍者の一人。

父は信濃に住む諏訪氏の支流の武士だったが、主君のためにと覚えた技術が「武士に無用の卑劣な技」と非難されて逆に信頼を失ったばかりか、盗みの疑いをかけられて一族を追放され、不遇の内に亡くなる。

玄蕃はその父から技と名前、そして「金以外信じるな」という主義を受け継ぎ、周囲から蛇蝎の如く嫌われようと、図太く生き抜いてきた。

諏訪頼重は、後醍醐天皇から発せられた諏訪没収の綸旨を小笠原貞宗の館から盗み出すため、及び北条時行の郎党『逃若党』に加入させるため、時行に玄蕃を引き込むよう指示する。

玄蕃は時行を「世間知らずのボンボン」と馬鹿にするが、時行の天然ぶりと「将来時行が天下を奪回したら一国が報酬として与えられる」という破格の条件に面食らい、時行が同行する事を条件に仕事を引き受けた。

綸旨は奪ったものの、貞宗の眼力と、市河助房の聴覚のタッグによる追撃に追い詰められ、時行を見捨てて一人で逃げようとするが、身を挺して自分を庇った時行に心揺さぶられる。数々の術を駆使して貞宗と助房を翻弄し、時行を連れて見事脱出した後、『逃若党』に加わった。

一見ボケ担当かと思いきや主人公が天然からくるボケをかましたりもするためツッコミ役の方が少し多い。

余談

上記にある諏訪氏支流は史実であり、信濃の風間神社を含んだ荘園に庄司として派遣された一族がいる。(派遣された年は979年と古い)

後に子孫は信濃の外(越後出羽)にも進出しており、この風間氏が風間姓の始まりと言われている。

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