概要
CV:疾風はる(決戦アリーナ) / 秋本ねりね(OVA)
演:水川スミレ(実写AV)
葵渚氏によるR-18漫画およびそれを原作とした映像作品群『我が家のリリアナさん』のヒロイン。
同著者によるR-18漫画『となりの家のアネットさん』のヒロインであるアネットさんの実の妹で、銀髪・褐色肌・爆乳と姉に負けず劣らずの容姿をしている。ちなみにリリアナさんはロングのストレートヘアーで前髪はぱっつん、目はややツリ目。
アネットさんに知らせずに日本へ来日したものの、路頭に迷って行き倒れていた所(OVA版では秋葉原らしき電化街の吹き溜まりで全裸にボロきれ一枚でホームレス生活をしていた)を大学生の達也(実はアネットさんの彼氏の弟)に助けられて同棲生活に至る。
その間に達也の真摯な姿勢に惚れ、お礼と告白も兼ねて処女を捧げ、晴れて恋仲となる。男に尽くす上に姉と違い【夜】になると積極的になり、毎晩達也の要望に応えつつも肉食系なプレイで「攻め気味」になる。彼との子供が欲しいと毎晩子作りSEXをしている。
尚、同名のキャラクターが多く、差別化のために『リリアナさん・我が家のリリアナさん』でタグ登録されていることが多いので、検索および作品投稿の際はこれらのタグを使用する事を推奨。
余談
日本に来てしばらくの間姉との再会を果たせずにいたが、作者のブログ内の落書きという形で再会し、姉が達也の兄と同棲している事も知った。その後、本編での直接交流は描写されていないものの、義兄からコスプレ用衣装を送りつけられた場面がある事から、両者の交流は続いているようだ。
初期構想段階では現在とかなり違ったキャラクター像であったことが葵渚氏のTwitterにて語られている。
葵渚氏はかの対魔忍ユキカゼやTentacle_and_Witchesの原画・キャラクターデザインとしても有名であり、なんと作者つながりで対魔忍パロをテーマにしたエピソードがある。それらの縁から『決戦アリーナ』に対魔忍としてゲスト参戦していた。
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受難のヒロイン? そして…
『~リリアナさん』は"とある大人の事情"により、三社三誌を作者と共に渡り歩いた稀有な作品である※。
また、少なくない固定ファンがいるとは言え、掲載はフルカラーで一話あたり数ページの不定期連載のみであることから、雑誌の別冊付録として過去作がまとめられたり、フランス書院から小説版が出る事はあっても、初出の複雑さも相まって単行本化は(『アネットさん』の方に電子書籍化されていない回があることもあって)期待されつつも極めて困難と思われてきた。
ところが、2019年12月後半に「単行本『アネットさんとリリアナさん』2020年3月31日発売」の情報が公開され、ファンは歓喜に沸く事となった。
しかも受注生産である初回限定BOXは『姉妹以外の漫画作品をまとめた小冊子』に抱き枕カバー二種が付くという豪華仕様であった。
全頁フルカラーで彩られた褐色の肉林は一読の価値あり!
※"騒動"により渡り歩いた作家は他にもいるが連載中の作品ごと三誌というのは、一話完結のスタイルであったからではあるものの珍しいケース。
石恵氏も三社を渡り歩いたが、連載中作品は二誌で済んでいる。尚、両氏はフルカラー主体で単行本化困難とファンから見なされていたという共通点がある。