ルクス(SAO)
るくす
概要
ALOのプレイヤーであるシルフの剣士。元々は後述する「クロ」を使用していたが、心境の変化に伴いこの姿になった。
元はシリカら同様のSAO生還者の一人であり、それもあって姿は彼女の現実における姿と変わりない。
ただし、フルダイブ中は男口調になる癖があり、リズ曰く「ハンドル持つと人格変わる系」。
SAO時代のデータを引き継ぎ作成(コンバート)されているため、当時のステータスを引き継いでいる。武器は片手剣。
またメイン画像の衣装はアスナの知り合いのアシュレイが、パーティーで服が初期装備なのは寂しいとのことでサービスで貰った。
リズからは水着コンテストで試作品の黒い剣を貰っている。
クロ(Kuro)
ひよりが新生ALOで最初に使用していたスプリガンのアバター。
女性型アバターでありながら、SAO時代のキリトと似た姿をしている。
ある事情から服装や戦法もキリトを真似ており、我流の二刀流で戦うがキリトには及ばず、左手の剣は完全防御専用になっている。
クロが装備していた二振りの剣は「右手が白い剣、左手が黒い剣」だったが、ご存知のようにキリトの装備構成は「右手に黒い剣(エリュシデータ)左手に白い剣(ダークリパルサー)」というものである。
このようにキリトとクロの剣の色がまるで合わせ鏡のようになっていたのは、後日談でのシリカの質問により「ひよりの勘違い」が原因であったと判明した。
シリカ曰く天然だった。また原因は鏡で確認したのが原因。
リーファ曰く衣装と装備したら、お兄ちゃんポイとのこと。
来歴
SAO時代
デスゲームを生き抜くために迷宮区に潜るなど地道に活動していたが、ある時に所属パーティは壊滅、自身もモンスターに殺されそうになったところを、たまたまある一団にに救われた。
しかし彼らの正体は、SAO内を震撼させた殺人ギルド「ラフィン・コフィン」だった。
快楽殺人を肯定する彼らに善意などはなく、助けた対価として要求されたのは「自分たちの手駒になれ」というものだった。
命惜しさに要求を呑んだ彼女はグリーンプレイヤー(システム上犯罪行為を行っていないプレイヤー)のままラフコフに加入し、その証として太腿にギルドの紋章を強引に刻まれた。
仕事の内容は、犯罪者プレイヤーゆえに圏内への出入りが困難な実働メンバーのアイテム買い出し代行、他の犯罪者ギルドとの取引、圏内での諜報活動であり、直接戦闘に関わるものではなかった。
やがてラフコフはキリトたち攻略組に討伐され壊滅、その場にいなかったことや末端メンバーの追撃が行われなかったこともあってルクスは処罰を免れたものの、犯罪に関与したという事実に苦しめられ、独り塞ぎ込む日々を送っていた。
そんな中、ブロッサムというプレイヤーと出会う。彼女に勇気づけられなんとか立ち直ったものの、ブロッサムはクエスト攻略途中に死亡してしまう。
ALOにて
SAOクリアにより現実世界に帰還したものの、ブロッサムを失った悲しみから心は癒えず、帰還者学校に通わず自宅に引きこもっていた。
そんな中、何気なく始めたALOのアバター「クロ」がSAOの英雄であるキリトによく似ていることから、彼を模したソロプレイを始める。
後に出会ったリズベットたちと打ち解けてからは、学校にも通い始め、アバターも「ルクス」に戻すなど前を向き始めている。
ゲーム版
ロスト・ソングではアップデート後の追加キャラクター。メインストーリークリア後に登場。あるダンジョンでソロプレイ中に苦戦していたところをキリト様救出され、それがきっかけで崇拝する英雄の一行に加わることになる。
基本的な人格や経歴は正史と同じだが、こちらではシリカたちとは「ちょっと一緒に冒険した」程度の仲。アバターもクロのままであったが、ゲーム本編でシリカたちと再会するまでの間に本人曰く「ちょっとした心境の変化」があり、アバターをルクスへと変更している。原作の展開を考えると、本当にちょっとした心境の変化なのかは怪しいところであるが…?
追加キャラクターのためサブイベントやメインストーリーへの登場はないものの、加入時の種族熟練度(レベル)は普通に1周目をクリアした直後プレイヤーを一回り以上も上回っており即戦力として活躍できる。
なんちゃって二刀流が容赦無く原作再現され、二刀流スキルを保有していないのが弱点といえば弱点。盾を装備しないことで原作のバトルスタイルを拝むことができるが、なにもメリットはない。むしろ盾装備にペナルティがないのでデメリットだったりする。オリキャラのレインも実は二刀流ではないのだが。残念。
本作でCVがついたが、中の人は後にSAOAGGOにてフカ次郎役に昇格する。
千年の黄昏でも同様にクリア後の参戦。事件発生時にはログインしておらず、直後に運営にログインをシステム的に封じられてしまったために全てが終わった後での合流となった。