距離は東京から銚子だと約120㌔メートルほど。
横須賀・総武快速線で活躍するE217系(たまに本線の成東まで来ることがある。
E231系0番台は帯に、209系500・E231系900番台は運転席後ろにJRマークがあり・大きさ・色も違う)
主に各駅停車用として活躍するE231・209系(総武本線で活躍した113系。かつては横須賀・総武快速線でも活躍していたが、E217系の登場により本線(千葉以東)へ転属され、現在は209系に置き換えられて定期運行は無くなった。
新宿からも発着することがある。また、一時期は中央線の特急「かいじ号」の代車としても走っていた。
主に、特急用として活躍中の255系。普段は東京発着だが、中央線・総武緩行線経由で東京都の都心から東へ伸び、そのベッドタウンである千葉県西部の各都市、同県の県庁所在地であり政令指定都市である千葉を通り、同県最東端の銚子へ至る路線である。
東京と千葉県北東部の各地を結ぶ特急列車が全線を通して運行されているほか、都心から成田国際空港へアクセスする特急「成田エクスプレス」が当路線を経由している。
千葉駅以西は電車特定区間に指定されており、区間外よりも割安な運賃が適用される。
このうち錦糸町駅(両国近辺まで) - 千葉駅間は、各駅停車の電車が走行する総武緩行線と、快速電車や特急列車が走行する総武快速線が並行する線路別複々線となっている。
この区間は「総武線」と呼ばれることが多く、「総武本線」と呼ばれる場合は特急列車は全線、ローカル列車は千葉駅 - 成東駅 - 八日市場駅 - 銚子駅間を指すことが多く、JR東日本ウェブサイトの路線案内においてもそのようになっている[1]が、必ずしも統一されておらず、車内の路線ネットワーク図や発車標、駅の時刻表などでは千葉駅以東も「総武線」と表記している場合もある[2]。
貨物支線をのぞく全線が旅客営業規則の定める「東京近郊区間」、およびIC乗車カード「Suica」の首都圏エリアに含まれている。
千葉駅以東では路線案内に用いられるラインカラーとして黄色(■)が用いられている。
路線データ [編集]
管轄・路線距離(営業キロ):全長145.4km(支線含む)
東日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
東京駅 - 銚子駅間 120.5km
錦糸町駅 - 御茶ノ水駅間 4.3km
小岩駅 - 金町駅間 8.9km(通称:新金線。小岩駅 - 新小岩信号場駅間2.3kmは本線と重複)
小岩駅 - 越中島貨物駅間 11.7km(通称:越中島支線。小岩駅 - 新小岩信号場駅間2.3kmは本線と重複。新小岩信号場駅 - 亀戸間は本線と並行)
日本貨物鉄道(第二種鉄道事業者)
新小岩信号場駅 - 佐倉駅間 44.8km
新小岩信号場駅 - 金町駅間 6.6km
新小岩信号場駅 - 越中島貨物駅間 9.4km
軌間:1067mm
駅数:49(起終点駅、金町駅を含む)
旅客駅:46(金町駅・越中島貨物駅をのぞく)
総武本線所属の旅客駅に限定すると、東海道本線所属の東京駅、東北本線所属の秋葉原駅・中央本線所属の御茶ノ水駅・常磐線所属の金町駅[3]が除外された43駅となる。なお、名目上旅客併設駅だが実態は貨物専用となっている越中島貨物駅も旅客駅として計上すると44駅となる。
貨物駅:2(越中島貨物駅含む、旅客併設駅をのぞく)
複線区間:
複々線:
錦糸町駅 - 千葉駅間 34.4km(新小岩信号場駅 - 亀戸駅間は越中島支線が並行し、実質的に複々線と単線の5線区間)
複線:
東京駅 - 錦糸町駅間 4.8km
錦糸町駅 - 御茶ノ水駅間 4.3km
千葉駅 - 佐倉駅間 16.1km
単線
佐倉駅 - 銚子駅間 65.2km
新小岩信号場駅 - 金町駅間 6.6km
新小岩信号場駅 - 越中島貨物駅間 9.4km
電化区間
新小岩信号場駅 - 越中島貨物駅間をのぞき全線直流電化 (1500V)
保安装置:
東京駅 - 銚子駅間 ATS-P
御茶ノ水駅 - 千葉駅間(緩行線) ATS-P
新小岩信号場駅 - 金町駅間(新金線) ATS-SN
新小岩信号場駅 - 越中島貨物駅間(越中島支線) ATS-SN
最高速度:
東京駅 - 錦糸町駅間 100km/h(ATC時代は90km/h)
錦糸町駅 - 千葉駅間 優等列車130km/h、普通列車120km/h
千葉駅 - 佐倉駅間 優等列車120km/h、普通列車110km/h
佐倉駅 - 銚子駅間 95km/h
御茶ノ水駅 - 千葉駅間(緩行線) 95km/h
新小岩信号場駅 - 金町駅間(新金線) 95km/h
新小岩信号場駅 - 越中島貨物駅間(越中島支線) 95km/h
運転指令所:
東京駅 - 千葉駅間 東京総合指令室
千葉駅 - 銚子駅間 千葉総合指令室(千葉駅 - 佐倉駅間:成田指令、佐倉駅 - 銚子駅間:総武指令)
御茶ノ水駅 - 千葉駅間(緩行線) 東京総合指令室
新小岩信号場駅 - 金町駅間(新金線) 東京総合指令室
新小岩信号場駅 - 越中島貨物駅間(越中島支線) 東京総合指令室
列車運行管理システム
東京駅 - 千葉駅(構内のぞく)間・御茶ノ水駅 - 千葉駅間(緩行線)東京圏輸送管理システム (ATOS)
運転取扱駅(駅が信号を制御、運行を管理):
千葉駅(黒砂信号場、東千葉駅含む)・佐倉駅、銚子駅
新小岩信号場駅・金町駅・越中島貨物駅(新金線・越中島支線)
準運転取扱駅(異常時、入換時は駅が信号を制御):
東京駅・錦糸町駅(両国駅快速線含む)・市川駅・津田沼駅・幕張駅・成東駅
御茶ノ水駅・錦糸町駅・市川駅・西船橋駅・津田沼駅・幕張駅・千葉駅(緩行線)
東京駅 - 馬喰町駅間、秋葉原駅 - 御茶ノ水駅間、新金線金町駅構内はJR東日本東京支社、それ以外は同社千葉支社の管轄となっており、馬喰町駅 - 錦糸町駅間、浅草橋駅 - 秋葉原駅間、新小岩信号場駅 - 金町駅間に支社境がある。
なお、越中島支線の越中島貨物駅は千葉支社所属駅となっているが、構内には東京支社が管轄する東京レールセンターが置かれている。