概要
「エリオスライジングヒーローズ」(エリオスR)に登場するビリー・ワイズ×グレイ・リヴァースの腐向けカップリング。
コンビ名は「ネガポジ同室ペア」。
グレイがネガティブ、ビリーがポジティブ。
同じチーム(イーストセクター)に所属しており寮では同室。
グレイにとってビリーは初めての友達で、ビリーはグレイの相棒になりたいと言っている。
ビリーの方がグレイよりも6歳年下で(ビリーは19歳、グレイは25歳)、身長も6cm低いが(ビリーは176cm、グレイは182cm)、その性格からビリーがグレイをリードすることが多い。
Pストーリー「ふたりでひとつ」でグレイがソファを購入しようとした際、置き場所に悩んで購入を見送ろうとしたところ、ビリーの提案でお互いのスペースの真ん中に置いて一緒に使うことになった。
ビリグレ好きの間ではこのPストーリーは特に人気が高い模様。
イベント「ワンダー・クリスマスキャロル」にて、ビリーがグレイにおそろいの鳩のオーナメントを渡した。
「2羽の鳩。何かの映画か本で見たんだけど……これを1羽ずつ持っていれば、ずっと仲よしでいられるんだって」
元となったのは映画『ホームアローン2』ではないかと思われる。
8章では遅めの休暇中、2人でグレイの実家に帰省している。
以下メインストーリー8章の重大なネタバレ
8章において、グレイにドーピング薬を渡した仲介人がビリーであることが判明。ビリーはグレイに謝罪した後、行方をくらませる。
その後ビリーはわざとイクリプスに捕縛され、トリニティが実験施設として利用していた建物に単身で乗り込む。
捕縛を解いて探索している間もビリーが考えていたのは、最後に会った際に泣いていたグレイの事だった。
その後ビリーはトリニティに捕まりシンの毒によって行動不能に陥り絶体絶命の危機に瀕する。
間一髪でビリーの危機に駆けつけたのはグレイだった。
「どうしてグレイが、ここに来たの……。あんなにヒドいことしたのに……」
「…………。確かに……本当のことを知って、僕はすごく驚いた……ビリーくんはずっと僕を騙してたんだって知って……すごく……胸が苦しかった……」
「…………」
「だけど……僕にとって、やっぱりビリーくんは『初めての友だち』に変わりないんだ……」
「え……」
「ビリーくんは、僕にとって初めての友だち……。だから……助けるのは当然……」
「なんで……?よくわかんないよ、グレイ……。オイラ、嘘ばっかり吐いて、グレイのこと傷つけたのに……」
「……ビリーくんは、これまで何度も僕のことを助けてくれた」
「全部、嘘や演技だったのかも知れない……。だけど、僕がそれで救われたのは事実だから……」
「一方的に思ってるだけだったとしても……ビリーくんは、僕にとって初めての……大切な友達なんだよ……」
「……、グレイ……」
二人がその後トリニティ相手に苦戦を強いられた際にも。
「グレイ……。俺っちのことはいいから、逃げて……」
「……嫌だ。僕は絶対に、ビリーくんを置いて逃げたりしない。ビリーくんを助けるって……僕自身が、そう決めたんだから……!」
その場はイーストのメンター二人が駆けつけ収束する。
その数日後、体調回復したビリーが部屋に戻った時にグレイは「……、おかえり、ビリーくん」と穏やかに迎え入れた。
潔癖の自分のためにグレイが部屋を綺麗にしてくれていたこと、酷いことをした自分を助けてくれたことなどに対しビリーはグレイへ感謝の想いを伝える。
そしてその最中。
「うわっ……!えっ?ビリーくん……な、なんで急に、ゴーグル……」
「えへへ、なんかちょっと邪魔だなって……」
劇中で初めてビリーはゴーグルを外しグレイと相対した。
ゴーグルはビリーにとって自分の本心を隠すためのアイテムだった。今伝えたいグレイへの感謝の気持ちは紛れもない本心から出た言葉だということを伝えるためにゴーグルを外し、ビリーはグレイに心からの感謝と本心を伝えた。
8章後、ビリーはグレイの前でゴーグルを外す頻度が増えたり、彼の本来の一人称である「俺」を多用したりなどグレイと気の置けない仲になっている様子が描写されている。
なお8章のエンディング楽曲名は『TRUE FRIEND』である。