あにめたまえ!天声の巫女
あにめたまえてんせいのみこ
概要
同人漫画家・イラストレーター・脚本家のRebis氏が、自身のWEBサイト上に掲載しているオリジナル漫画。テーマは「巫女」「声優」「おっぱい」「妖怪美少女」。
2012年に角川書店の漫画雑誌「月刊少年エース」5月号に読み切り漫画として掲載。その後好評もあって同系列の漫画雑誌「コンプエース」にて2013年から連載されることになったが、原作のRebis氏と担当編集とのあいだで、漫画に対する見解の相違・仕事習慣の違いなどの方針不一致があり、第4話の締め切り間際に連載が打ち切られることになった。
その後、「新しい執筆・配信スタイルを模索したい」「打ち切りで終わってしまうのではなく、掲載雑誌を飛び出す」という思いつきから、「独自連載」という形で自身のWEBサイトへ1人で連載することを発表。クラウドファンディングもあわせて実施され、2014年の夏コミにて無事単行本化を果たし、Rebis氏によって設立された同人サークル「あにめたまえ!氏子会」から発売されている。また、2015年にはドラマCD化も果たしている。
2019年にスマートフォン向け公式アプリ『あにめたまえ!-集めて繁盛 妖怪神社-』がリリース。
漫画で描かれるストーリーの裏側にある、妖怪娘たちとのふれあいや声優としてのお仕事がまったり放置系ゲームとして描かれている。(基本プレイ無料)
あらすじ
主人公の2人、言吹心火(ことぶき しんか)と群雲早斬(むらくも さぎり)は、女子高生にして人気上昇中の新人声優。そんな2人の真の姿は、縁起絵巻の女神の絵に声を充てることで女神に命を吹き込み、その力を借りて妖怪と戦う「天声の巫女」!
あにめたまえ!氏子会
本作の製作およびメディア展開を行うためにRebis氏が設立した同人サークル。クリエイター支援サイトやクラウドファンディングを通して読者から得た支援をもとに、単行本やドラマCDといったメディアミックス展開を行っている。
支援サイトではプランの金額に応じて、描き下ろしピンナップや製作裏話などの限定コンテンツが閲覧できる。また、プラン加入者は言吹神社の参拝客という設定付けがなされており、「氏子」として扱われる。
連載企画
語りたまえ!Rebisの妖怪講座
氏子から寄せられた妖怪や民話の話題、あるいはRebis氏自らの思いつきで妖怪について語るという、ゆるめなコーナー。メジャーな妖怪から一般にはあまり知られていない珍しい妖怪、あにめたまえ!本編に登場した妖怪といった多種多様な妖怪や民話を、実際の資料や文献などを基にした解説や考察を交えつつ、妖怪娘としての解釈と考察やその設定画・立ち絵・ラフスケッチ等を掲載している。
明かしたまえ!ヒミツの妖怪グラビア図鑑
Rebis氏描き下ろしの妖怪娘グラビアに、珍しい妖怪知識をたっぷり添えた「妖怪グラビア図鑑」。