概要だ!
アニメ版とは雰囲気が相当異なる事で有名な石川賢先生版マンガ『ゲッターロボ』における神隼人が披露した残虐技。この時過激派学生運動のリーダーを務めていた隼人が大臣を暗殺する計画に恐れをなした下っ端構成員を粛正した際に披露した。
その内容は言葉通り、目を潰し、耳を切り落とし、鼻を削ぎ落とす(しかも素手で)という惨たらしい粛清である。
ちなみに後述の作品群で勘違いされることもあるが、正確には「目だ!耳だ!鼻!!」であり鼻に「だ」はつかない。
これは後に、漫画版の雰囲気に近いと認識されているOVA『新ゲッターロボ』で映像化された。こちらでは鼻がない代わりに別の構成員を粛清するときに披露した顔の皮剥がしが披露されている。
『スーパーロボット大戦シリーズ』ではその過激な内容から長らく再現されなかったが(『新』が参戦した『スーパーロボット大戦NEO』でも再現されなかった)、『第2次スーパーロボット大戦Z』 破界篇31話にて『真ゲッターロボギ』の隼人がシン星の超能力者相手にこれを見事に繰り出した。こちらでは「目だ!耳だ!鼻だっ!!」となっている。
またスーパーロボットの擬人化アニメ『ロボットガールズZ』でもゲッターロボの擬人化キャラゲッちゃんが激昂した際にこの台詞が登場。こちらは作風が作風なためか戦闘獣ガールズ・ゴーゴン大公のぬいぐるみ(原典のゴーゴン大公の本体を模したもの)の目と耳と鼻を削ぎ落としている。
そしてTVアニメ版『ゲッターロボアーク』12話では敷島博士が侵入してきた恐竜帝国の兵士に対して、目と耳と鼻のマークが入ったボタンで作動させるトラップをもって迎撃する場面が描かれた。
具体的には閃光による目潰し、大音響による耳潰し、臭気ガスによる鼻潰しである。
攻撃対象は同じでマイルドになったが、感覚器官への攻撃という点ではTVアニメで表現できるギリギリの範囲として繰り出された。
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