概要
幼少時に奴隷として悪党に攫われ悪い金持ちによって心身ともにボロボロになって捨てられたエルフが薬売りさんに買われた内容。
人物
金髪と緑眼、そして長い耳が特徴なエルフ。素晴らしいものも持っている。
しかし、前の主人によって「さんざん弄ばれた」せいで、上の画像からも見てわかるようにハッキリ言って酷たらしい有様となっており、彼女と出会った薬売りさんの診察では
- 手足の壊疽は進んでいるのか、包帯が巻かれている(恐らく自力での活動もままならなず、事実として食事をするには人の手で食べさせなければならなかった)。
- 体全体に痛々しい鞭の痕や切傷・打撲・裂傷の数々が見られている。
- 爪は殆ど剥がされており、歯も奥歯の数本以外が抜かれてしまっている(喉は損傷してなかったことから、辛うじて喋る事ができる)。
- 聴力は失われていないが、エルフの特等的な耳が傷つけられた跡はある。
- 両目とも視力はなく、左眼球は物理的に消失している。
と、もし処理や保護を断れば命が危ない事や、彼女のささやかな願いを耳にしたことから、薬売りさんは彼女の購入を踏み切ることを決意(なお、奴隷屋から求められた引き渡し金も「家畜一頭分に満たない」額であった事から、それに憤慨した薬売りさんは「手数料も多めで」買った)。
また、長らく物として扱われてしまったのか感情を失っており、荷支度で触れたりしても終始無反応であった。但し、涙を流せない訳ではない。
また、リズレという名前も薬売りさんが願いを込めての渾名であり、意味もズバリ「復活」。