学名は「Giraffa camelopardalis reticulata」。体長は3~4m程度。頭頂高さは雄で4.5~5.2m、雌で4~4.5m程度。体重は雄で800~1500kg、雌で550~1000kg程度である。40cm程度の長い舌を持つ。角は2~5本ある。体の模様がくっきりしており網の目のように見えることからこの名がある。アフリカのエチオピア南部からケニア北東部、ソマリア南西部などにかけて分布する。現在生きている陸上の動物では最も背が高い。草食で、アカシアの樹葉などを食する。走る時の速さは時速50km程度。寿命はおおよそ25~30年とされている。
過去にアミメキリンは、アメリカの動物園でウガンダキリンと交雑したことがある。そのため、アミメキリンは日本の動物園でも見られるが(日本はアメリカからアミメキリンを導入した)、「アミメキリン」ではなく「キリン」と表記されていることがある。アメリカには、アミメキリンを「アミメウガンダキリン」と呼ぶ動物園もある。