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勝デクの編集履歴

2021-10-17 00:25:36 バージョン

勝デク

かつでく

hrak【腐】のカップリングタグ。

注意

作者も登録・一般投稿をしているため、この棲み分けは必須。配慮が必要。

勝出という表記もあるが、これは既に青の祓魔師のNLタグとして使われているため、勝デクタグのみの使用を推奨する。


概要

僕のヒーローアカデミアの登場人物、爆豪勝己×緑谷出久のカップリングタグ。


家が近所の幼馴染で「デク」と「かっちゃん」と呼び合っている。

出久をデクと名付けたのは勝己であり、勝己がクラスメイトから苗字、又は下の名前で呼ばれる中で「かっちゃん」と呼び続けているのは出久だけである。

劇中あだ名で呼び合うのは二人のみ


出久は天才型の勝己に幼い頃から羨望と憧憬を抱き、オールマイトとは異なる感情を抱いている。

一方で勝己は出久を嫌悪していたがある事件から認めるようになった。


出久は自らの“個性”の秘密をオールマイトに内緒で明かしており、出久にとって勝己の存在が特別であると明確に描写されている。勝己の心境を真っ先に理解するのも出久。


主な解釈パターン

本編をそのまま受け止めてる読者からすると

本編から解離して分かりづらい解釈があるかもしれないので解説。もちろんこれ以外の解釈もあります。

①ツンデレガキ大将×鬱屈ナードのすれ違い両片思い

 幼年期の頃から両片思い。

 だが爆豪の方は自尊心と所謂好きな子虐める精神で緑谷に意地を張っており、緑谷が雄英を目指すのを諦めさせるのも無個性でヒーローは危険なので止めたい一心。が素直になれない彼は中々諦めない緑谷に拗らせた態度となってしまう。

 緑谷はそんな爆豪の態度から自分は爆豪から嫌われてると思っているがカッコいいかっちゃんのことは諦め切れない、といった解釈。

 本編もまま読んでる読者にとってはキャラ崩壊必至解釈だが、本編の謎に厚い2人の互いに向けた感情に説明が付く為スレナルの如く人気な考察でもある。


 当時から疑問に思われている爆豪の不可解な振る舞いにも恋慕を理由にすれば

「路傍の石扱いな上に失敗確率の高い緑谷の受験を止めに来る」

→実際のところ気にしており、無個性では危険なヒーロー業の進路を辞めさせつつ時間を無駄にせず適正のある進路を目指して欲しい。

「幼少期助けに来られたというだけで圧倒的キレっぷりを見せる」

→かっけー自分に緑谷が憧れているのが当然だったところを緑谷に心配されるという失態にショック。マウント取りに拘るようになる。

など、説明が付く。


 また他にも

「『オールマイトを超える』という目標」

→緑谷(オールマイトガチファン)の目を自分に向けさせるにはそれしかない。

「ヘドロヴィランに捕まった自分を助ける為突っ込んできた緑谷に『お前に助けられた訳じゃない』と念入れ」

→変な勘違いでまた危険に飛び込まれると大変に心配するのでやめて欲しいの意

「緑谷が強力な個性を持っていたことを隠していた・自分に嘘ついていたことにガチ切れ」

→緑谷の嘘をつかれていたことそのものにショック。

等々とこれらその他の振る舞いも拍車を掛けてその解釈を後押ししてくれている。


 一方、緑谷は幼少期の爆豪のことはガキ大将の乱暴者と格付け。善し悪しはともかく自信に満ちた背中をかっこよく思っていた。

 とはいえ現在は喋りかければ最終的に怒鳴られることもあり苦手意識がどうしても顔を出す。嫌な奴さ。

 …それでも常に勝利を目指す彼への憧れは忘れられず。爆豪がその意志を曲げれば正し、彼が敵に拘束されたと知れば落ち着きをなくし、攫われれば助けに行き、呼び出されて戦えと頼む彼の余裕の無さを見てそれで救われるならと受けて立つ。

 

 このややこしい互いへの執着に、恋と名付けられたなら。


②原作発展系

 嫌悪は嫌悪、自尊心は自尊心、憧れは憧れ、それでいいじゃないかこれからさ解釈。

 原作の2人が徐々に腹割って話せる関係になりつつあるのもあって徐々に伸びつつある解釈(主観的見解)。「勝って救ける」「救けて勝つ」このお互いを埋め合うようなものいいはこれからの腐れ縁になりそうな予感しかなく、長い付き合いになるのは明白だろう。その中で仲良くなって発展したらなーというもの。


 このまま仲良くなっていって結ばれてくれ勝デク。


③闇

 ①の闇解釈。ツンデレを通り越して悪い方向に加速しながら一線を越えてしまった2人。

 好きな人と一緒にいれども幸せとは言えない、でも離れられない逃せない逃げられない。いじめ・暴行・監禁・脅迫・詐称・強制がキーワード。


 想いが伝わればハッピーエンドも行けるけど、問屋がそうは卸さない場合もあるので注意。

 ヴィラン落ちもあるよ。


④運命論

 幼馴染で長年の付き合い、同じ人に憧れつつも性質は逆の方向、同じ夢に向かって走りお互いを埋め合うような目標を立てる、これはもう運命じゃない?いや、運命でしょ。(反語)

 運命なら同じ事件に巻き込まれたりするのも運命、身体の相性が良いのも運命、異世界でも幼馴染なのも運命。きっと別の異世界でもユニバースでもそんな感じだろう。

 大人になって酒が入ったらそのままくっつくんじゃないかって期待はやめられない止まらない。

※この解釈は①②③等にも混ざる場合があります。

 

 最終的にはご都合主義に落ち着くよね👍

 

 

本編の描写(ネタバレ注意)*


原作での描写が非常に多いため、関係性においてメインと思われる出来事を抜粋。

細かいシーンの絡みは是非単行本をチェックしてみよう!

※★マークは劇場版ヒーローズ:ライジング公開の際最強ジャンプの付録として発行された爆豪勝己を特集した冊子「爆号」でも収録されている。

()内は収録巻数



No.1「緑谷出久:オリジン」(1)

無個性ながらヒーローを目指す出久だったが、それを快く思わない勝己により大切に書き溜めていたノートを爆破されたうえ、「来世を信じてワンチャンダイブ」といった自殺教唆ともとれる言葉まで投げかけられる。

憧れのヒーロー『オールマイト』からの言葉により一時は身の丈に合った生き方をと思う出久だったが、幼馴染の危機を前に考えるより先に体が動いてしまう。

それは第三者からも「自殺志願かよ」と言われてしまうほど無謀な行為であったが、名だたるトップヒーローと同じように誰かを救けた出久の行動はオールマイトの心を動かし、出久は個性“OFA”を授かることになる。



★No.9「デクVSかっちゃん」(2)

出久の個性の発現により、‟騙されていた”と判断した勝己は戦闘訓練授業中に激昂。

幼いころの苦々しい記憶を上書きするように出久に対して憤り、激しい戦闘を繰り広げる。

結果、勝己は初めての挫折を味わうが、それがこれからNo.1になるという彼のスタート地点となる。

出久自身も、秘密のはずの個性について少しだけ話してしまうが、勝己は冗談と受け取ったようだ。



・続く体育祭では、轟が出久に対して使った炎を自分に対しては使わないなど、No.1を目指す勝己にとっては不満の残るまま勝利する結果となり、望んでいた勝利は得られなかった。

・体育祭の結果が反映されたはずの職場体験では、出久は強敵との経験を積むことになるが勝己は戦闘面での成長があまり見られない結果に終わる。

・No.58「職場体験を終えて」でも、著しい成長を見せる出久に対し焦燥を募らせる描写が伺える。



★No.62「爆豪勝己:オリジン」(7~8)

期末の演習試験でペアになった二人。仲が悪く、ヒーローとしてのコミュニケーション能力を身に着けさせる目的で組まれたが、案の定幸先が悪い。

試験官であるオールマイトに対し共闘を提案する出久だったが、勝己の堪忍袋の緒が切れ、仲間割れのように。最悪のふたりなどと称されてしまう。

問題の勝己の焦燥心の原因は、出久の急成長にあった。

先述の体育祭などで積み重なった出久への拒否感情から一時は負けた方がマシだとまで思う勝己であったが、出久の叱咤と共に幼い頃の勝つのを諦めなかった姿が描写され、自身の“原点”を思い出すことで、オールマイトに勝利するため出久と協力体制をとっていく。


ちなみに、ここで互いが相手に抱く感情が初めて言語化された。

出久:羨望 嫌悪 追走

勝己:畏怖 拒否 自尊心



No.119「デクVSかっちゃん2」(13~14)

神野での戦いを経て、勝己はオールマイトからのメッセージにより出久の個性について察することになる。

ヒーロー仮免許に落ちた自分と合格した出久との差、憧れであるオールマイトを終わらせてしまったという苦悩との狭間で、己の憧れは間違っていたのか、出久と何が違うのか、出久を介した自問自答という名の戦闘を開始。

出久も勝己の苦悩を知ったことで、真剣に受け止める決意をする。

このとき本音でぶつかったことで、互いに認め合い高めあうことこそが救けて勝つ/勝って救ける最高のヒーローへの道であると気付くことになり、勝己は“OFA”の秘密の共有者になるのだった。

なお、このバトルはアニメ公式で開催された“ベストバウト投票”で1位に輝いている。



それからというもの、

・仮免補講では幼稚園児に出久と衝突することで気付いたアドバイスをしたり(18)

・行き詰まる出久へ勝己なりの発破をかけたり(19)

・★クラス対抗戦では互いに自分の成長ぶりを見せるようになったり(22~23)

・出久のOFA特訓に付き合ったり(23)

・轟と共にエンデヴァーの下でインターンに励んだり(25)

・OFAについて出久とオールマイト共に考察したり(26)

など、すこしずつだが以前より確実に距離が縮まっていることが分かる。



No.284「群青バトル」(29)

敵の目的がOFAであると気付いた出久の考えを読み取り、共に前線へと向かってくなど、明確に関係が変化していく中で、勝己は出久を虐めていたことを認める。

個性発現前の時点で川に落ちた勝己を自分の身を顧みず救けようとするなど、出久が生来有していた“自己犠牲”の精神は勝己にとって理解できないものであり、上述の畏怖という感情にも繋がっていた。

しかしそんな出久の姿勢こそが勝己にとって足りないものであったと気付き、自分の弱さを認めた勝己はOFA特訓にも贖罪の意味を込めて付き合っているうえ、まだ解明されないOFAのことでも出久の身も案じている



No.285「爆豪勝己:ライジング」(29)

全面戦争が激化するにつれ疲弊していくヒーローたち。必死で死柄木を食い止める出久に、遂にAFOが牙を剥く。

出久の命の危機を前に、瞬間彼は身を挺し…。

誰かを救けるにあたり体が勝手に動いてしまうというその姿は、奇しくもNo.1「緑谷出久:オリジン」の出久と同じであった。



出久を庇った際、幼馴染の死地での危機感により勝己は覚醒。

個性を強力に伸ばし、満を持してヒーロー名も発表された。

一時退却後、勝己が病院で目覚めると出久はまだ目を覚ましておらず、それを聞いた勝己は「死んだら殺す」と発言。



No.318「ヤミクモ」(32)

AFOが自分を狙っていることを知り、みんなを傷つけないため出久は一人雄英を離れる決断をしていた。

放浪しながら市民を救け敵を捕らえ刺客を退けていくも、傷と血と泥で汚れた姿はとてもヒーローに見えなかった。

心身共に疲弊する出久にAFOが放ったのは民衆を操る敵であった。

民衆を前に手も足も出ず、あわや捕らえられる寸前の出久の窮地に現れたのは…。


続きは本誌で!



劇場版『HEROES:RISING』

ヒロアカ映画記念すべき2作目にして出久と勝己二人が主軸となる映画。

原作「デクvsかっちゃん2」で示された救けて勝つ/勝って救ける最高のヒーローが丁寧に描写されており、合体技や即興技など、臨機応変に非常に息のあった様子を見せる戦闘シーンは必見。

また、今作は原作者である堀越耕平先生により、原作の最終決戦でやりたかったネタのひとつが起用されている。そのネタがどんなものかは是非映画を観て確かめてほしい。


・アニメ公式youtubeには映画を記念して2人それぞれのPVがアップされた。

・小冊子「爆号」、出久&勝己メモリアルポスターが付録に。

・あきやま陽光先生による中学時代の2人を描いたスピンオフ「出久&爆豪ライジング」掲載。

・本誌綴じ込み付録「HERO STRIDES」

など、様々な連動企画も登場した。



その他原作関連

・原作者曰く、二人は反対になるようキャラクターを作っている。リンクテキスト

・担当編集者が「ヒロアカはこの二人が主軸といっても過言ではない」と発言リンクテキスト

・第四回人気投票イラスト(No.214)では、第二回人気投票(No.120)にてオールマイトが所持していた大剣を半分にして二人それぞれ所持している。是非見比べてみよう。

・2019年4月、アニメと本誌の連動エイプリルフール企画によりゴジラパロイラストが発表。出久がモスラで勝己がゴジラとなっている。出久の姿は単行本23巻で確認できるぞ。

・2017年21,22号:ジャンプ表紙でじゃんけんをしている。ちなみに出久がパーで勝己がグー。

・2019年4,5号:クリスマスの飾り付けとして、オールマイトとかっちゃんのぬいぐるみを持つ出久の姿が描かれている。

・主人公とライバルであるため、ジャンプ関連やアニメ等の公式イベント関連では一緒に起用される姿がよく見られる。


単行本関連

・単行本では2,8,13,29巻で表紙をメインで飾っている。

・2巻初版帯には「旧友に勝て!」10巻初版帯には「級友を奪還せよ!」と記載。

・29巻表紙の没ラフイラストを原作公式アカウントで掲載している。非常に構図などに悩まれたとのこと。

・30巻表紙は荼毘だったが、総扉(単行本1ページ目のイラスト)のラフは血を吐いている勝己だった。



勝デク♀

出久を女体化した作品。詳細はこちら


関連イラスト

センシティブな作品センシティブな作品MHAログ4センシティブな作品


関連動画

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関連タグ

hrak【腐】 勝デク♀

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