以下、記事内容にネタバレを含みます。
概要
共に総北高校に通う二年生(二年生編からは坂道らの一学年先輩として三年生に進級)で、青八木は、片目が隠れるほど前髪が長い茶髪(原作では後に金髪)で、ジト目気味である。無口でほとんど喋らない。手嶋は、やや長髪のパーマ頭が特徴である。自転車の才能はいまひとつだが、頭のよく回る策士なところがある。
長らく脚質が不明であったが、一年目インターハイ後はそれぞれポジションが分かれ、青八木はスプリンター、手嶋はクライマーとなり各々敵校らと二年目インターハイでリザルトを争う。
当初はお互い名字で呼び合っていたが、世代交代したあたりから青八木は「純太」と呼ぶようになった。元々口数の少ないキャラクターなこともあり、いつから名前で呼び出したのか正確な時期は不明だが、原作者によれば今後スペアバイクで明らかになる予定とのこと(トークイベント『T2ナイト』での発言)。手嶋もインターハイ中の二人にとって重要な場面で何度か「一」と呼んでいる。
チーム2人として三年間共に支え合い走ってきた2人の絆の深さは、作中で幾度となく描写されている。
話下手で内気な性格のため、中学まで一人で過ごしてきた青八木にとって、初めての親友である手嶋への思いは強く、「純太がビジョンを見せてくれるからまっすぐ進める」「純太が明るく笑ってくれるから心が救われる」と独白している。その惚れ込みようは、最近嬉しかった出来事に「インターハイでストレートツインで走れて純太が喜んでいたこと」を挙げるほど(公式ファンブックⅢ参照)。
一方の手嶋も、青八木との出会いが諦めようとしていた自転車を再び志すきっかけとなっており、以降窮地に陥るたびに助けてくれる青八木の存在を何よりも心強く思っている。それ故に青八木が膝を負傷した際は、無意識のうちに彼に依存していた事を自覚し、苦悩する様子が描かれた。
2人がインターハイに出場した際のゼッケン番号から、ファンの間では4月5日が「青手の日」とされており、PixivやTwitter等にお祝い作品が投稿されている。
「本っ当 助かったよ 青八木」
「………」
「おまえが もしいなかったらと思うと――」
「心配するな 前にも言った オレはいつも側にいる」