概要
ザフトの主力機の一機であるゲイツを第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦後に近代化改修したモビルスーツ。名称の「R」は「Reinforce(強化する)」の意。
ザクウォーリアに代表されるニューミレニアムシリーズの配備が進むまでの「繋ぎ」として採用され、ごく短い間であったがザフトの主力を担ったが、ザクウォーリアの配備が進むにつれて相対的に旧式化していき、次第にその姿を消していった。
しかし、ニューミレニアムシリーズの配備が行き届いた状態であっても一部部隊では引き続きゲイツRの使用が確認されており、またその生産数の多さから反地球連合やプラント穏健派勢力へ横流しされたケースも見受けられる。
改修以前のゲイツに装備されていたバックパック側面の推力偏向スラスター2基をオミットし、代わりに腰部背面にスラスターを増設するなどのマイナーチェンジも行われており、それと同時に機体の軽量化も行われた結果、機動力・運動性が向上している。
武装
MMI-GAU2 ピクウス76mm機関砲
頭部に内蔵されているバルカン砲。
鹵獲した第1期GAT-Xシリーズのイーゲルシュテルンを参考にした装備で、ザフトの汎用量産型MSに初めて搭載された固定式火器でもある。
MA-M21G ビームライフル
ゲイツの主武装。
威力はストライク等のGAT-Xシリーズとほぼ同等。
MA-MV05 複合兵装防盾システム
近接格闘兵器が内蔵されたシールド。
装備を持ち替えることなく素早く格闘戦に対応できる。
ゲイツに装備されていた2連装ビームクローから換装されており、ビーム刃の搭載数こそ二基から一基に減らされているが、その分ビームサーベル発生器は大型化しつつ、エネルギー消費は抑えられ総合的な格闘戦能力は向上している。
MMI-M20S ポルクスIV レールガン
両腰に装備されているレールガン。
中距離での攻撃力と使い勝手を重視した結果、その仕様の特殊さで扱いづらいエクステンショナル・アレスターから換装される形で採用されている。