世の中には良いひとばっかりおるわけとちゃうよ
プロフィール
ユニット | Crazy:B |
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所属 | ー |
サークル | ティーパーティー(Kaori)、スイーツ会 |
年齢 | 15歳(7/1の時点) |
身長 | 168cm |
体重 | 51kg |
血液型 | B型 |
誕生日 | 2月5日 |
趣味 | 習い事 |
特技 | 古典芸能 |
CV | 海渡翼 |
キャッチフレーズ | 艶やかな煌めき桜花 |
(公式サイトより)
概要
世間の情報はネットやTVからのみですこしずれた知識がある。朱桜家の分家出身。 努力家で我慢強いが、身内に対しては語調が強くなる。京風の話しかたが特徴的で、年の割に大人びた言動が多い。 シャープな歌声で、パフォーマンスは細やかでキレがある。 『COSMIC PRODUCTION』の『Crazy:B』に所属しながら、三毛縞斑と共に『Double Face』としても活動している。
(公式サイトより)
人物像
アイドルとしてはまだ始めたての新人。15歳と、作中最年少(同学年の藍良は11月生まれ)。
努力家で我慢強く、実力のある面々の中でも見劣りしないパフォーマンスを行う。
外ハネ気味の鴇色の髪が特徴的な少年。京風の言葉を話し、浮世離れした雰囲気を身に纏っている。
華奢な体格をしているが、こはくの実家をよく知る斑曰く、いざとなれば人を倒すための訓練を受けている。
ゲーム内で実装されている春〜夏、秋〜冬の私服共に動きやすく着やすい物が多い。
実家での普段着は主に和装であり、洋服になれていない。春〜夏の私服は、店員に今風のファッションを見繕ってもらったもの。
ユニット衣装では、HiMERUと同じ紫のラインの入ったものを着用。右手首にバングル、親指には指輪をはめている。
当初はユニット衣装の着方も分からず、Crazy:Bのメンバー(主にHiMERU)に助けてもらっていた)。
一人称は「わし」。人のことは「◯◯はん」と呼ぶ。笑い方は「コッコッコ」と独特で、それが普通ではない自覚もある。
和菓子好きで、甘い物が好き。サークルもスイーツ会、ティーパーティー(Kaori)に所属している。
和菓子党ではあるが、司の持ってきた絶品ガトーショコラにガッツきそうになる(桜河こはく 桜の背比べより)、COCHIの季節限定パフェを食べに行く(骨董綺譚ミニトーク)等、洋菓子も好きな様子。
素直で純粋、且つ情に厚く潔く、「与えられた恩は返す、そのために生まれてきた」とまで言い切る芯の強さがある。また、困っている相手はなんだかんだ放っておけない。成り行きで組むことになった斑に関しても、愚痴を言いつつ最終的には手を貸している。
世の中には良い人ばかりではないと承知していながらも、誰かを疑いながら生きるより信じて騙されたいと語っている。
また、年齢に似合わず大人びて達観したところがあり、HiMERUからは「老成した思考と幼気な感情が同居している」と評される。 春~夏の時点では諦める事に慣れており、卑屈な点も多々見られた。現在でも、「主体性が無い」「他人を分析してしまう」等々、よく自省している。
完璧主義のきらいがある。自らの出自に関してなど翳った表情を見せることもあり、儚さを感じさせる(経歴を調べた英智は「真っ黒」「埃のかたまりみたいな子」と評している)。
『桜河こはく』という名前に関しても「遠くから見れば綺麗だけど、実際は死骸が流れるドブ川」と否定的に捉えていた。しかし、アイドルストーリー『桜河こはく さくら、さくら』では肯定的に捉えられるようになってきている様子が窺える。
また、堪忍袋の緒は短め。特に名前、礼儀には厳しく、怒った際の口調はかなり荒い(名前に関しては相手の気持ちの問題らしい)。
ライターの日日日氏曰く『どこの方言かもわからぬ日日日の創作、強いて言うならヤクザ弁(あんさんぶるスターズ!!オフィシャルワークスvol.1より引用)』。
怒りつつも相手の事情を慮る冷静さは持ち合わせているが、相手に止める気が無いと手が出る(相手は主に燐音)。
長い間、何らかの理由で実家に閉じ込められた生活を送っていた。故に世間の常識とずれた側面があり、学校にも行ったことがない。また実家の性格上、身体能力が高い。2人は姉がいる上の姉はん、下の姉はんという呼称で度々話に上がる)。
座敷牢で暮らしていた間、唯一の現代社会との接点はインターネットであった。藍良はその当時のネット友達。
同ユニットに所属する、最年長の天城燐音とは約6歳差。
しかし燐音が全ての罪を引き受けて消えようとした際に叱り、空腹のあまり狂暴化したニキを正気に戻したり、距離を置こうとするHiMERUを人の輪に連れてくるなど、周りのメンバーの世話を焼くことも多々ある。
実家について
実家の桜河家は、朱桜家の分家筋。朱桜司とも親戚として旧知の仲である。
苗字が別である辺り、正統でかなり古い分家筋であることが考えられる。
こはくが実家の外に出ることができたのも、アイドルになり朱桜家の当主を近くで監視し、補佐する役目を与えられた為。
そしてこはくは、やっと得られた『自由』を失わないためにアイドル活動をしている。
桜河家は「朱桜家の汚点」などと表されるなど、現状謎の多い家柄である。平安京に端を発し、代々ESビルの近辺に住んでいるらしい。
『凄腕暗殺一家の箱入り息子(あんさんぶるスターズ!!オフィシャルワークスvol.1より引用)』との公式見解より、その道の家であることは間違いない。つまり桜河は、朱桜の敵を排除する役目を担っていたと考えられる。
また、朱桜が暴走した場合に正す役割を担っていたようでもあり、現在も本家関係で不審な動きがあれば真っ先に気付き、正す役割を担う。
家柄、こはく自身も戦闘技術は高く、武器を使わないでも肋骨の隙間から指を入れて心臓を潰せる技術を持っていたり、真っ先に急所の腎臓を狙うなど、その筋の造詣が深い。気配を消すこともできる。
箱入りのこはくは土地勘がなく、個人ストーリーでは、ESに来る道中の駅前付近で迷子になっていた。
過去(ネタバレ注意)
以下 メインストーリー第二部 サドンデスネタバレ注意
こはくは幼少期、座敷牢の中で育っている。
理由は、桜河の人間がこはくを守ろうとしたためである。
先々代の朱桜当主(司の祖父)が死期を悟った際、自身の汚点との縁を切る事で、死後の安寧を得ようとした。
その際真っ先に潰そうとしたのが、汚れ仕事を請け負ってきた桜河である。
間の悪い事に、その時期女子の産まれることの多い桜河に、珍しく男子が産まれた。それがこはくである。
元来武家である一族では、男子が家を継ぐ事が当たり前である。その為、桜河を潰そうとするのならば、次に家を継ぐだろうこはくを狙うことは目に見えていた。
ならばと、桜河の人間はこはくを産まれていないことにした。座敷牢に入れ、こはくの存在を隠した。
こうしてこはくは外の世界を知らずに生きる事になったのである。
司の祖父は、現状に耐えかねた桜河の誰かの手によって亡くなったことが、桜河では公然の秘密となっている。
しかしその死後、後を継いだ先代朱桜当主(司の両親)も先々代のやってきた事をそのまま踏襲した為、現状は大して変わらず、こはくは座敷牢での生活を余儀なくされた。
こはくがこれをどこまで知っているのかは不明である(仮に知っていたのならば、自身や自身の名前を卑下したり、桜河家が司を補佐する為にこはくを外に出すことは考えづらい)。
しかしながら、こはくが歪な形ながらも愛されて育っていたことは間違いない。
関連人物
天城燐音:所属するユニットのリーダー。子供扱いされるなどよくからかわれており、ウザがってはいるものの、その考えには共感しており、言葉の節々に燐音の影響が窺える。
HiMERU:所属するユニットのメンバー。ともにサークル「スイーツ会」に所属。お互い落ち着いており、燐音とニキを共に非難する様子がよく見られる。一人でいることを心配している。
椎名ニキ:所属するユニットのメンバー。和菓子をお裾分けしているが、見た目の綺麗なケーキを貰った際は一瞬で食われるからとあげる事を躊躇していた(漣ジュン 想いを馳せて)。
朱桜司:本家の御曹司。ともにサークル「ティーパーティー(Kaori)」「スイーツ会」に所属している。こはくは「坊」と呼び、関係は悪くはない。名前を大事にする点等、価値観にも似たところが見受けられる。
幼少時は「朱桜の兄はん」と呼んでいた。
白鳥藍良:数少ない一年生同士。元ネット友達で、「ラブはん」「こはくっち」と呼び合っている。 ショッピングセンターに一緒に遊びに行った(白鳥藍良:友達ビギナーズ)。
三毛縞斑:掛け持つユニット『Double Face』のメンバー。ともにサークル「ティーパーティー(Kaori)」に所属。斑が呼びに来ると碌なことがない為、気配を察知すると逃げている(が毎回捕まっている)。
漣ジュン:一時的に玲明学園の寮に寄宿していた際の同室であり、星奏館でも同室。「サクラくん」と呼ばれている。