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編集者:なっく
編集内容:「伺える」を「窺える」に修正。

CV:相川奈都姫

人物像

PPSE社CEOマシタ会長の筆頭秘書。眼鏡が似合う金髪美人。

容姿端麗で頭脳明晰な才女であり、PPSE社の経営にも関わっている。

普段は凛とした態度でマシタの無理難題や悪ふざけにも難なく対応し、マシタの飄々とした態度に合わせて時として手玉にとることもある。一方で、失敗を追及されても基本的に言い訳をすることはないが、目を逸らして話を流そうとする悪癖を持つ。

実はマシタと共にPPSE社を立ち上げた共同設立者。マシタとは彼がこちら側の世界に流れ着いてからの付き合いで、当時はガンダム関連のコスプレイヤーであった(マシタの回想ではセイラ・マスのコスプレで登場)。

アリアン出身であるマシタがガンダム作品の知識に疎いことを考えると、プラフスキー粒子の特性をガンプラバトルに利用しようと考えたのは彼女であると考えられる。ガンプラブームに乗ったことを差し引いても、一企業を世界規模にまで成長させた手腕は確かなようだ。

世界大会においてアリアン第一王子アリーア・フォン・レイジ・アスナ(レイジ)の存在に恐怖したマシタの意志に従い、彼と共謀してマッチメークを私物化。イオリ・セイとレイジが大会で勝ち上がってこないよう、妨害策を立案・実行する。

会長の命令であると同時に社の利益を守るべく行動している部分も大きいが、仕方なく従っているといった様子は見受けられない。いずれにせよ、彼女らの行いはガンプラファイター達の矜持に傷を付ける行為であり、お世辞にも善人とは言い難い。

とはいえ、世界中のガンプラファンを熱狂させるガンプラバトルシステムの確立と普及における功績は計り知れず、少しばかり間の抜けたキャラクターも相俟って、憎みきれない人物ではある。

会長秘書としての有能さだけでなく、忍装束を纏い密偵を行っていたニルス・ニールセンの気配に気付き、更にニルスにスポンサー契約を持ちかけた際には、天才少年と呼ばれたニルスに対して互角の駆け引きを行うなど、会長のボディーガードや謀略家としての手腕も持ち合わせている。

ガンプラマフィアやフラナ機関などとも繋がりを持ち、レイジの妨害に「C」やナイン・バルトを雇うなど、ガンプラビジネスの根幹に関わるからこその顔の広さが窺える。

その一方で、セイたちに元野球選手であるルワン・ダラーラと野球対決をさせて敗北させようとするなど、遊んでいるようにしか見えない作戦をドヤ顔で実行するズレた一面もあり、それを楽しんでいる節も見受けられる。

しかし「策士策に溺れる」の言葉通り、想定外の事態に弱く、自身の計画が完全に裏目に出てしまった際には放心してしまう事もある。

数々の失態で立場を危うくするが、決勝戦の直前、最後の手段としてフラナ機関のナイン・バルトと結託。更にプラフスキー粒子の秘密に迫るニルスに対しても実力行使をもって対応しており、彼女の行動は暗躍に留まらない規模にまで発展する事になる。

マシタについては10年来の仲ともあり信頼していたようで、アリスタが消滅したことでアリアンに戻されようとしていたマシタに抱き付き共にアリアンへ去っていった。その後、決して裕福ではないもののマシタと共にアリアンで模型店を経営しながらそれなりに楽しく暮らしているようである。

編集者:なっく
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