ルワン・ダラーラ
るわんだらーら
「君たちの実力はそんなものではない筈だ! さあ、次こそ本気で投げてこいッ!!」
CV:江口拓也
タイのガンプラファイターで、ガンプラバトル選手権世界大会の常連選手。
かつてはプロ野球界の三冠王で、タイの国家代表に選ばれ、メジャーリーグからスカウトされたこともあるという異色の経歴の持ち主で、その生涯打率は8割9分9厘という驚異的な数字を誇る(プロ野球の一流選手でも3割台がやっと)。
ガンプラ好きが高じてガンプラバトルに転向後、プロのアスリートとして培った分析力と判断力で隙のない強さを見せる。
世界大会の常連という事もあってその知名度は高く、リカルド・フェリーニらと共に世界大会を目指すガンプラビルダーやファイター達にとって憧れの存在である。 その実力はラルさんから例えるならシャア・アズナブル、ジョニー・ライデン、アナベル・ガトーと言ったところであると称されている。
普段はあまり感情を表に出さず口数も少ないものの、心の中では激しい闘志を燃やしており、自らの獲物と決めた相手を前にすると饒舌となるなど、見た目通りの熱血漢である。
一方で洞察力にも優れ、スタービルドストライクガンダムと相対した際にはアブソーブシールドの欠点を突いた攻撃を行い、ビーム吸収機能を無力化してみせている。
また、元野球選手という経歴から正々堂々としたスポーツマンシップも持ち合わせており、たとえ敗北したとしても相手への礼儀は忘れない。
年齢は不明だが、レイジからは「ルワンのおっさん」と呼ばれている。
第3ピリオドではマシタ会長の裏工作によってイオリ・セイとレイジの対戦相手に選ばれ、ベイカーの策によりガンプラによる野球対決を繰り広げることになる。
元メジャー級の野球選手だった自分の実力をガンプラバトルでも遺憾なく発揮し、レイジが野球を知らなかった上にバトルの前日にアイラ・ユルキアイネンを庇って右手首を痛めていたこともあって勝負を優位に進めるが、RGシステムを発動したスタービルドストライクの剛速球の前に敗北した。
なお、彼がポイントを獲得できなかったのはこの第3ピリオドのみで、それ以外では全て順当にポイントを獲得して決勝トーナメント進出を果たすが、トーナメント一回戦でレナート兄弟のジムスナイパーK9の奇策に敗退し、第7回大会を終えた。
正々堂々とした戦闘スタイル故に奇策を用いるレナート兄弟に初見殺しを受けてしまうという相性の悪さと不運が重なる結果となってしまったが、彼の敗北が間接的にメイジン・カワグチの勝利に繋がることになった。
敗北後もライナー・チョマーなどと同様静岡に残っており、世界大会前夜祭にも顔を出していたほか、チョマーと共に決勝戦を観戦している。
その性格や戦闘スタイルから非常に人気や尊敬を集めている様子でサザキ・ススム、ゴンダ・モンタの両名から握手を求められている
以降もガンプラバトルを続けており、フェリーニを含め世界大会の常連になっている事がアドウ・サガの口から語られている。