「貴様に…貴様に…去年ガールフレンドを横取りされた恨み、晴らさせてもらうッ!!!」
CV:神奈延年
人物像
ドイツのガンプラファイター。第7回ガンプラバトル選手権世界大会の同国代表であり、世界大会常連の実力者。
飄々とした風貌を持ち、ニット帽と白黒のマフラーがトレードマーク。
過去にイタリアのリカルド・フェリーニに彼女を奪われた(フェリーニ曰く「向こうから言い寄って来た」)らしく、その事が原因でフェリーニに激しい敵意を抱いており、同じ被害を受けた各国の同士達と共に彼へのリベンジを果たすべく世界大会に挑む。
世界大会に出場出来るだけの実力者ではあるものの、その一方で抜けた部分も多く、第7回大会の試合でもフェリーニ打倒に拘る事から些細なミスを犯し、結果としてそれが原因で敗北に繋がる事も少なくはない。
なお、ドイツに関連したガンダムの登場人物には機動武闘伝Gガンダムのシュバルツ・ブルーダー、機動武闘外伝ガンダムファイト7thのウォルフ・ハインリッヒなどが居るが、チョマーは彼らのようなカリスマ性を持ちあわせておらず、何かと比較される事も多い。
戦績
使用ガンプラはバトルのルールに応じて使い分けるスタイルを採っており、ゲルググ、ガウ攻撃空母、ウォドム、ロトなどを用いる。
特に彼のガウは仲間のガンプラを何機も格納して輸送できるほど巨大なもので、フェリーニに「それ作るの大変だったろ」と言われていることから、恐らく自作したものと思われる(原作のガウのMSの格納数は3機までとなっているので機体のサイズ、もしくは格納スペースは原作のものより拡大されていると思われる)。船体表面にはビームを弾く加工が施されており、正面からバスターライフルカスタムの直撃を受けても耐えられるほどの防御力を発揮しているが、側面からのハイパーサテライトキャノンは防ぐことはできなかった。
また、ゲルググはスモーのホバースカートを装備出来るよう改造が施されており、機動力が向上している。
なお、彼のガンプラは青主体に赤のアクセントを加えたカラーリングが施されており、これが彼のトレードマークとなっている。
第7回世界大会第1ピリオドではゲルググを駆って4人で行う勝ち抜き戦に勝利し、無難にポイントを獲得。
続く第2ピリオドの全員参加のバトルロワイヤルでは自分と同じくフェリーニに彼女を奪われたファイター達と結託してフェリーニのウイングガンダムフェニーチェを倒そうとするが、フェリーニに加勢したスタービルドストライクガンダムに仲間4機(ガンダムヴァサーゴチェストブレイク、ガンダムアシュタロン、ゲンガオゾ、ビギナ・ギナ)を撃墜され、一度は形勢が逆転する。
しかし、仲間のガンダムエピオンがスタービルドストライクガンダムを翻弄している間に別の仲間のバンデットがフェニーチェを束縛。チャンスとばかりにガウでフェニーチェに特攻をかけようとするも、ガンダムX魔王のハイパーサテライトキャノンで撃沈された。
第3ピリオドではフェリーニと一対一で直接対戦。ガンプラはウォドムを使用するが、バトル内容が「クジ引きによって決められた武器のみを使って戦う」という変則ルールだった上、運の悪い事に彼が引き当てた武器がストライクノワールのビームライフルショーティだったため、ウォドムの大きなマニピュレーターでは引き金が引けず、あっという間に撃破された。
その後も良い結果は出せなかったようで、第6ピリオド終了時点で予選ラウンド敗退が決定。第7ピリオドのガンプラレースではわざと周回遅れになってフェリーニを待ち伏せし、ポイント獲得を妨害しようとするが、その前にバスターライフルカスタムによる攻撃でロトを跡形も無く消し飛ばされてリタイアとなった。
結局、フェリーニ打倒は果たせず、そのまま予選敗退という散々な結果に終わったもののそこまでショックを受けている様子はなく、キララによる予選敗退者のインタビューにも普通に応じていた。しかし、やはりというべきかインタビューではフェリーニの悪口ばかり言っていた上、どこで知ったのかフェリーニとキララの関係を冷やかすようなコメントをしたため、番組の最中であるにもかかわらず何らかの制裁を受けたようである。
決勝戦の一週間前に開催されたイベントのフリーバトルにも参加しており、ウォドムの他にザクレロを使用しているが、この頃には子供相手に惨敗して喚き散らしているなど、完全に負け癖が染み付いてしまっていた。
世界大会に於ける活躍こそ輝かしいものは無かったが、彼の使用したザクレロはその後専用カラーバージョンが販売されているなど、世界レベルのビルダー・ファイターとしての認識は不変であり、全日本ガンプラバトル選手権全国大会では解説者を務めている。
『A-R』
第6回大会でもドイツ代表として参戦。
フェリーニと当時の彼女に関してのエピソードが描かれている。
カルロス・カイザーとユウキ・タツヤの試合を当時の彼女と観戦した際に彼女から不興を買い、結果振られてしまったとのこと。