概要
初出は『真・女神転生Ⅱ』で、シリーズでは一貫して「大天使」に分類される悪魔(仲魔)。
現在(2021年)までのところ、初出以降ほぼ同じデザインのままのその姿は機械・金属的な特徴を備えたもので(ただスーパーファミコンの画面ではドットの荒さから「青白い肌の天使」という程度にしか見えないので、これを知るには画集などを見る必要があったが)、デザインを担当した金子一馬氏は「メタトロンは自分の意思で現在の姿になったのではなく、神の命令を忠実に実行する機械的な作り出された存在をイメージした」というような事を語っている。
GBA版『真・女神転生Ⅱ』のビジョナリーアイテム「八尺瓊勾玉」でヘブライ神族の筆頭として天津神を陥れたり、『真・女神転生Ⅲ NOCTURNE-マニアクス』で“神”の先手としてストーリーに絡む活躍をしてからは、以後の作品でLAW陣営の重鎮悪魔として扱われるようになり、神に背く者をあらゆる手段、いかなる犠牲を払おうと打ち倒す存在として描かれる(デビルサバイバー等)。
『真・女神転生ⅣFINAL』ではラストダンジョンに登場するボスとして登場したが、なんと軍勢で現れプレイヤーの度肝を抜いた。