概要
表記は"Laurie Strode"。
ブギーマンことマイケル・マイヤーズに執拗に狙われる悲劇のヒロイン。
1963年、彼女が2歳の時にマイケルが姉ジュディスとその恋人を殺害。
1978年10月31日、マイケルが精神病院を脱走。当時17歳のローリーも狙われるが、駆けつけたルーミス医師によって救われる。
続編『ブギーマン/ハロウィンⅡ』にて、マイケルの実の妹である事が判明。
両親の死後に不動産屋を営むストロード夫妻の養子として引き取られ、マイヤーズ家に関する書類は全て封印されていた。
その後に娘のジェイミーを授かるものの、『ハロウィン4 ブギーマン復活』の前に夫と共に事故で亡くなってしまう。
『ハロウィンH20』に続く時間軸では、事件の後にケリー・テイトという別人として生きる事を選ぶ。息子のジョンを授かるが、マイケルの悪夢に追い詰められてアル中になるなど、荒んだ生活を送った時期もあった。
ジョンの命を狙って襲ってきたマイケルと戦う中で、無関係の救急隊員を殺してしまう。これによって精神異常をきたし、『ハロウィン レザレクション』で精神病院に入院。
しかしそれはマイケルを自分の元におびき寄せる為の罠だった。その後マイケルと最後の対決に臨むが……
別バージョン
リメイク版
オリジナルよりもやや奔放な性格。事件後、マイケルの妹である事が世間に知られた事からすっかりやさぐれた。
『Ⅱ』の劇場公開版では、マイケルを自分の手で殺した後に精神病院に収容。兄と同じく殺人衝動に目覚めたかのような終わり方をしている。
一方でアンレイテッド版ではマイケルの死を目の当たりにして何かに覚醒、ルーミス医師を殺害しようとして警官隊の狙撃により死亡している。
2018年版
オリジナルから40年後。2度の離婚を経て、娘のカレンと孫のアリソンがいる。『Ⅱ』以降についた妹設定はない。
40年前の事件の後に逮捕、精神病院に収監されているマイケルがいつか必ずやって来ると考えており、要塞化した家で銃の訓練をしながら暮らしている。長らく精神的に追い詰められており、アルコールに依存した過去もあってカレンとの関係は良くない。
少なからぬ犠牲を出しながらも、最終的にカレン、アリソンと協力し、家の地下室にマイケルを閉じ込め、家ごと焼き殺す事に成功。大怪我を負い病院に運び込まれるが、実はマイケルは生きており……物語は『ハロウィンKILLS』へと続く。
ゲーム
2016年10月25日にホラーゲーム『Dead by Daylight』とのコラボにて、有料DLC『Halloween Chapter』でマイケル・マイヤーズとともに参戦した。
ホラー映画のヒロインらしく、生存者側が不利になる場面で効果を発揮するパーク(特殊能力)を持つ。殺人鬼に担がれた際に相手の肩をガラス片で突き刺し、一度だけ脱出するチャンスをつくる「決死の一撃」は強力で、映画にてマイケルに捕まって反撃した際の描写が元ネタになっている。
版権キャラクターである為、見た目を変更するスキンがなかったが、後に2018年版に登場した衣装が「羊の皮をかぶった狼」の名前で実装されている。