データ
身長 | 68m |
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体重 | 8万6千t |
出身地 | 宮之浦工場街の川辺(ポイントAS8) |
概要
第43話「操り怪獣」に登場。
ノワール星人に捕獲されていたネルドラントの別個体がメカレーター技術で改造された姿。パワーは通常種の約4倍。
ノワール星人のアジトの地下に隠されていたが、ノワール星人がフブキ隊員に倒されたため解放され暴れだした。テールダス・メカレーターより強力な装置が使われており、右腕が特に強化されているほか、痛覚も遮断されているようでEYESの攻撃をものともせず、麻酔弾やフルムーンレクトすら通じなかった。最後はエクリプスモードとなったコスモスがコズミューム光線を分散させて体内の装置のみの除去に成功したが、その直後にコスモスの目の前でショック死してしまい、その亡骸はコスモスによって宇宙に運ばれた。
講談社刊の『決定版ウルトラマンコスモス図解超百科』によると、この状態でも指令を受けない限りはおとなしい性格のままであり、テールダス・メカレーターの2倍の大きさのエネルギータンクとメカ化された心臓の働きにより、絶対に呼吸が止まる事はないとされる。つまり、この部分を取り除かない限り、彼は生き地獄を味わい続けてしまう悲しい運命にある。
要は無理やり星人によって生かされている状態であり、コスモスが機械を除去すれば死んでしまうのは当然の帰結である。しかしながら、コスモスが機械を除去していなければ、自分の意思とは無関係に星人の駒として扱われ続け、死すら許されない生きた屍と化すと、本編での最期以上の惨たらしい未来が待っていたであろう。
そこに、かつての元気な野生怪獣としての姿はない。メカレーター(機械のようにする)名前は言い得て妙である。
事切れる直前、コスモスに感謝するようにすり寄ったのが、せめてもの救いか。
ヒウラキャップ「コスモスも、神ではない……」
関連タグ
テールダス・メカレーター、ラグストーン・メカレーター:同じくノワール星人の被害者怪獣達。