概要
ローラ・インガルス・ワイルダー作の半自叙伝的小説シリーズの一つ。
後述のTVドラマが有名な為、代表的に見られているが、シリーズとしてはウィスコンシン州を舞台にした「大きな森の小さな家」に続く二作目である。
日本では1975年に「草原の少女ローラ」のタイトルでアニメ化された。
西部開拓時代を舞台に開拓者インガルス家の日常とローラ・インガルスの成長を描く。
児童書の名作として広く知られ、児童文学賞の名称に「ローラ・インガルス・ワイルダー賞」が冠されていたほどだが、後年になって先住民や有色人種を非人間的に描く表現が使われていると問題視され、評価が見直されている。
NBCにより実写ドラマ化されNHKで放送されていた。
原作にないオリジナル展開が多数盛り込まれ、最終回には主演兼監督になっていたマイケル・ランドンの判断により、町がダイナマイトでリアルに爆破されるという壮絶な最期を迎える。
CBSにより「大草原のかなたに〜ローラ・インガルス・ワイルダー物語」が制作されているが、これは「講演会で自らの過去を語るローラ・インガルス・ワイルダー」を主役に据えたドラマであり、大草原の小さな家がどれだけ美化した物語であるかを描いている。
関連動画
- 『大草原の小さな家』(オリジナル英語版)
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