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斎森香耶の編集履歴

2021-11-27 15:38:14 バージョン

斎森香耶

さいもりかや

わたしの幸せな結婚の登場人物。(メイン画像右)

概要

斎森香耶とはわたしの幸せな結婚の登場人物である。主人公・斎森美世の異母妹。

小説版1巻で初登場。


プロフィール

性別女性
父親斎森真一
母親斎森香乃子
兄弟姉妹斎森美世(異母姉)
CV(公式PV・朗読劇)八木侑紀

人物

美世の異母妹、香乃子の娘。美世とは異なる癖のある色素の薄い髪を持つ。

彼女の年齢は、美世より三歳年下と描かれているので16歳頃だと思われる。

美世とは対照的に見鬼の才を持ち、器量も要領も良く、まさに令嬢といった雰囲気。

両親から溺愛されて育ったせいか、少々甘ったれで我が儘な性格。

落ちぶれてはいるが名家の令嬢として育ったせいか年齢の割に世間知らずな一面もある。


父親・真一から仕込まれた術を使用することが出来る(小さな紙で式を作り、視覚を共有させる)が、女性で任務に関わることが無い為異能の訓練をあまり熱心には学んでいない。

久堂清霞曰く香耶の異能はさほど強力なものではないとされ、国の任務を果たせるような実力は無いと評されている(ただし、香耶が将来強力な異能を持った子を産むことがあれば再興の可能性はあるとのこと)


斎森家を継ぐために父親の意向で古くからの幼馴染みである辰石幸次と婚約。

その婚約自体が後述するように美世への嫌がらせの一つであるため、幸次に対して特に好意はなく幸次のことを「気が利かない」等と内心悪態をついている。



生い立ち


幼少期より母・香乃子から「香耶、あなたは決して、あれと同じになってはいけないのよ」と繰り返し半ば呪いのように言い聞かされ、また如何に美世が無能であるか等を母親からわざわざ説明され、戒められた為、常に美世より「上」であるように求められ育つ。少々の失敗さえも許されない厳しい教育もあって「自分は美世より上にいて当然」と思っており、美世の持っているものは自分も持っていなければいけない、それ以上でなければいけないと考えている(その歪んだ思考故に好意を持っていない幸次との婚約を受け入れていると言える)


以上の経緯で姉である美世に対して態度こそ慇懃だが常に見下したような言動が多い。





小説版1巻


美世を久堂家に嫁がせる名目で追い出した後、辰石幸次と婚約する。


幸次とは婚約者らしい行動をしてみるものの、美世にした酷い仕打ちを内心許せないで居る幸次とはあまりうまくいっていないことに内心苛立つ。

たまたま幸次と買い物に出かけた際、美世と偶然再会する。いつものように美世を貶すが、幸次に窘められ、更に後から合流したゆり江から美世は使用人の同僚ではなく旦那様の妻になる方、と紹介され内心驚く。後日異能を用いて美世の動向を探ると、追い出されるどころか婚約者から贈られたらしい仕立ての良い着物や小物を身に付け美しく変貌した美世を見て愕然とする。更に清霞と恋人のように仲睦まじく過ごしている様子が分かると(幸次とは上手くいってない自身との差を見せつけられてプライドを傷つけられたこともあり)美世への嫉妬と憎悪を募らせる。


更に、何としても美世を長男の嫁に迎えたい幸次の父・辰石実にはいいように利用され(斎森家の内情を得ようと自宅に招く等)婚約者の幸次に美世と香耶の婚約を交換する提案をするも「家長(斎森真一)の許しがないなら無理だ」と却下される(この時、婚約者交換の話は久堂家に話さえしていない)

辰石実の策略により美世を斎森家の蔵に閉じ込め、母・香乃子と共に美世に久堂清霞との婚約を取りやめるよう脅迫するが美世に拒絶される。

美世の救出に駆けつけた久堂清霞には(前述の生い立ちにより形成された)歪んだ価値観から美世が如何に無能か、そして自身が如何に優れているか、それにより美世より役に立つ旨の幼稚な主張をするが、清霞には「傲慢な女」と侮蔑され、冷たく拒絶された。

その後、火事になった斎森家から母親と共に半ば強制的に幸次に連れ出され脱出した。



実家は火事で焼失、両親は地方の別邸へ移り業界から退くことで斎森家は事実上の没落となった。

香耶は両親には付いていかず「まだ若いから、少しは揉まれて世間を知った方がいい」という清霞の意向により特別厳格と有名な家に奉公に出された。

(この時点で香耶と幸次の婚約は白紙になっておらず、幸次はまだ斎森家次期当主の立場となっている。清霞曰く「(幸次の)成長次第では、斎森家の再興もありうる」とのこと)



小説版2巻~5巻時点での香耶の動向は今のところ不明。



余談


(母親・香乃子の歪んだ教育のせいで)姉の美世に対して見下した言動を平気で取る等、可憐な見た目とは裏腹に性格には難ありまくりで登場時には読者も腹が立つ程の性悪娘だが、ストーリーを読み進めると彼女もまた家や両親の思惑に振り回された美世とは違う意味での気の毒な娘でもある。

一見、家中で大事に扱われているようでそうではないと思われる(使用人達の香耶への態度はあくまで仕事だから尊重する、父親は甘やかすだけ、母親は娘の為と言いながら澄美への恨みが全面に出ていて姉である美世とは姉妹らしい交流もさせず、本当に娘の為に愛情をもって接しているとは言い難い)

香乃子は澄美への恨みから美世に辛く当たったが、香耶の場合は香乃子に引きずられる形で美世を貶していたので(幼い香耶が美世が一人掃除をするところを見て疑問に思った描写があることから)香耶が更正するとしたら実母との関係を見直すことが鍵となると思われる。

元々、清霞の婚約者となるのは香耶だったのではないかと清霞は推測していた。(小説版1巻)

上記の補足として、久堂家側は香耶の存在を知った後で斎森家のことを調べている。その際美世の存在も把握していた。縁談相手は美世か香耶、どちらとも解釈出来るように曖昧な表現で縁談を人伝に持ち込んだこと、そしてどちらがやってくるかはある意味賭けのようなものだったと小説版3巻の久堂正清の発言で明らかになっている。だが過去の経緯から、我儘な女性全般にうんざりしていた清霞と香耶の甘ったれで我儘な性格が合うとは思えない為もし香耶が清霞の元に来ることになった場合過去の婚約者同様三日と保たずに出戻りしていたと思われる。

甘やかすだけの両親や使用人達の元から香耶を強制的に引き離し、ひとりだけ特別厳格と有名な家に奉公に出した清霞の対処はある意味正しいと言えるだろう。


小説版1巻内では(美世が療養中に奉公先へ向かわされたこともあり)美世に対し謝罪も反省もすることは無かった。




関連タグ

わたしの幸せな結婚 斎森美世 斎森香乃子

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