概要
漫画版『ミッシングリンク』に設定のみ書かれ、PS5/PS4用ゲームソフト『機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy』で初めて姿が設定された。
名称はヨハネの黙示録の四騎士の第一の騎士に由来する。
王冠のようなアンテナが付いた頭部と弓のような形状のシェキナー、マントのような大型放熱板が特徴。(弓と王冠は白い馬に跨った第一の騎士が掲げる「支配」の象徴)
HADESのためのシステムによる管制補助システム「ZEUS」を搭載し、ペイルライダー・キャバルリーが携行する複合武装システム「シェキナー」の試作品の運用試験を行った機体。
運用試験は主にシェキナーに搭載された大出力ビーム砲のテストがメインだったのだが、冷却面の問題から武装自体に放熱板が増設されて弓のような形状になってしまい、さらに機体背部にも直接ジェネレーターを冷却する展開式の大型放熱板も増設されるという実用的な兵器とは言い難いものとなってしまった。そのためキャバルリーが携行するシェキナーはビームの出力が実用範囲内まで抑えられ、低下した火力を補うためにミサイルランチャーが増設された。
Web企画『プロジェクトペイルライダー』では、「ペイルライダー計画試作1号機」という機体の存在が設定されていたが、ホワイトライダーのガンプラ販売予約開始日に更新され本機であると明言された。
余談
型式番号は現時点で不明だが、レッドライダーの型式番号からRX-80WRと推察される。
王冠の意匠を持つ肥大化した頭部が目立つ本機だが、何故このような見た目になったのかというとEXAM機にシステムの一環として搭載されていたサイコミュ受信機を連邦の技術者が再現しようとしたものの小型化できず、アンテナ状のフレームの一部が装甲内に収まらなかったため。レッドライダー以降は小型化に成功して引き続き搭載されたが、半自律OSのHADESにとって意味のある物だったかどうかは疑わしいようだ。