人物
三丁目の夕日の登場人物として駄菓子屋「茶川商店」を営む小説家。原作では51歳(劇場版は32歳)
当初は小説家を志すも芥川賞に29回連続落選しており、そのせいでひねくれ者のおっさんとして店のクジにスカを増やす事や、今で言うリア充に嫌がらせをする事に執念を燃やす陰険な人物であった。
ところが、少年向けの冒険小説に転向したところ作家として好転し茶川家に転がりこんできた古行淳之介の同居によっていつしか心優しく、人当たりの良いナイスミドルの性格になっていった。三丁目の夕日の中でおそらく劇的に変化した人物だと思われる。わかりやすい特徴としては初期は眼鏡に瞳が写っておらず表情に乏しい上に凄く老けたような描写だったが、淳之介と暮らすあたりから他の登場人物同様に目からも表情がわかるようになっている上に50代相当の容姿になっている。
淳之介を我が子同様に可愛がっており(茶川は独身)、血の繋がりはないのに顔がよく似ている。
冒険小説を執筆する傍ら別名義で官能小説を執筆している事は淳之介には秘密にしている。
名前の元ネタは芥川龍之介。なお、淳之介の元ネタは吉行淳之介であり、それぞれ小説家の名前を元にしている。
劇場版の茶川は実質的に鈴木家と同じく主役ポジションに据えられている。「’64」の冒頭でゴジラが登場するのは茶川が執筆している事になっている。