「なにが死のさだめだ!もう聞き飽きたぞ!」
肩書
シノンの開拓民、20歳、男性、宿星:歳星
概要
舞台版演者:村瀬文宣
死食の後、開拓村であるシノンに移住しエレン・カーソンに出会う。大人になっても彼女にしょっちゅうアプローチをかけているがあまり相手にされていない。それどころか冒頭で「そういう関係にはなれないと思う」とはっきりと断られている。
その最中モニカが駆け込んで来たことで、その正義感から彼女を守るため協力する。その功績をハリードやミカエルに認められ、モニカのプリンセスガードに抜擢。ロアーヌ城で仕えることになる。
OPでエレンに明らかに気がある態度を見せていながらEDでモニカとゴールインしてしまうせいで、浮気者呼ばわりされることが多い。
妹が一人居たが、十数年前の死食で失っている。このことで気落ちしていたが移住後にエレンとの出会いで立ち直り、好意を抱くようになった(ただしリマスター版では死食前からシノン村に住んでおりエレンとも知り合いだった)。
能力
性能は主人公にありがちな器用貧乏タイプ。剣技は全て閃いてくれるものの、足がやや遅いために単純なアタッカーとして育てるのは少々厳しい。更にいつでも仲間にできる上にユリアンと同じく剣技全てに閃き適正を持つハリードという厚い壁が存在するため、最後まで使い続けるにはプレイヤーの愛がいるかもしれない。活躍させるなら複数の武器をマスターさせた方がよさげ。
どちらかというと不遇なキャラであると思われる。
実はステータスの資質はバランス型ではなく、腕力と意志力に偏った剛腕戦士タイプ。
デフォルトで「歳星・剣」という、特色を打ち消すような資質選択がされている為に、バランス型のステータスとなってしまっているだけである。
宿星と得意武器の補正数値の関係上、彼の非常に低い素早さを目一杯フォローしようとすると腕力が低くなってしまう。
仲間キャラクターとして
基本的には普段入れないロアーヌ城の中にいるため、仲間にできる機会はかなり限定されている。さらに、仲間にした後にパーティから外すと二度と登場しないというデメリットを持つ。
ミカエル編では序盤から仲間にできるが、一度でも仲間から外すとそのまま登場しなくなり、仲間にし直すことが不可能になる。
モニカ編でも序盤から仲間となるがモニカが婚約を受け入れてしまうと船上でモニカとはぐれて行方不明になってしまう(当然二度と会えない)。
そして、カタリナ編では絶対に仲間にならない。
それ以外の主人公の場合はビューネイ討伐イベント進行中の間だけ仲間にできるチャンスがあるが、そのイベントを終わらせるとロアーヌ城には入れなくなるので仲間にできない。さらに例によってこちらでも一度仲間にして外すとやっぱり登場しなくなる。このため、主人公ならともかく仲間としては入れるかどうか慎重に考える必要がある。仲間に入れるなら最後まで連れまわす覚悟で。
主人公にした場合のEDは、最終決戦にモニカorエレンが参加しているかいないかで3通りに変化する。
モニカがいる場合はミカエルから男爵の地位を与えられ結婚を許される。エレンがいる場合はシノン村に帰還しエレンとサラと再会するところで終わる。どちらもいない場合は村に戻るだけという呆気ない終わり方となる。
公式イラストでは髪と同じ緑色のジャケットを着ているが、ゲーム画面ではオレンジ色のジャケットを着ている。Vジャンプの増刊号で、イラストレーターに「おならプースケ」呼ばわりされていた(「へたれ」の意味か?)。
余談
実在する人物として、ユリアン・ノールというオーストリア出身の男子プロテニス選手がいる。