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KV-85の編集履歴

2022-01-06 01:51:02 バージョン

KV-85

かーべぇーぶぉーすぃぇみぢすゃとぴゃーち

KV-85とはソ連の重戦車である。

概要

量産が遅延しているIS-1重戦車の代替として、KV-1重戦車の軽量型であるKV-1SにIS-1の砲塔を搭載した。なお当初はKV-1Sの砲塔に85mm戦車砲を搭載するKV-1S-85(KV-85とは別物)が試作されたが、砲塔が狭すぎたため不採用となった。

失敗作だったKV-1S-85に続いて、KV-1SにIS-1の砲塔を搭載したKV-85が開発された。この戦車は、1943年9月から11月にかけて143両が生産され親衛重戦車連隊に配属され戦闘に参加した。


急場しのぎで開発されたため、KV-1Sの車体にIS-1の砲塔を無造作にポン付けしたような戦車である。IS-1の砲塔に合わせて砲塔リングを拡大した結果、車体前方に操縦手に並んで搭乗していた無線手兼前方機銃手のスペースがなくなり、操作員を失った車体前方機銃も廃止された。また、砲塔リングが車体幅にぎりぎり収まらなかったため車体側面のフェンダー上にはみ出した砲塔リングを隠すように張り出し部が設けられている。

それ以外の部分ははほとんどKV-1Sの車体そのままだったため、装甲レイアウトの面からは「上半身に比べて下半身が貧弱過ぎるだろ」状態になっており、車体を撃たれると容易に撃破されるという問題があった




余談だが、IS-2重戦車の砲塔を載せたKV-122も製作されたが、試作で終わった。


関連タグ

ソ連陸軍 重戦車 KV-1 IS-1

四式軽戦車・・・九五式軽戦車の車体に九七式中戦車の57mm砲塔をポン付けした戦車。

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