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JTCの編集履歴

2022-01-17 20:57:13 バージョン

JTC

じぇーてぃーしー

全日本ツーリングカー選手権とはかつて開催されていたツーリングカーレースである。ここでは、1985年から1993年に開催されていたのについて記述する。1994年から1998年に開催されていたのはJTCCの記事参照。

曖昧さ回避


注意

歴史の上では1985~1998年まで開催されていた全日本ツーリングカー選手権だが、英名は1993年まではJTC(Japan Touringcar Championship)、1994年以降はJTCC(Japan Touring Car Championship)として区別されている。


ここでは、JTCについて記述する。JTCCについては当該記事を参照のこと。


概要

FIA(国際自動車連盟)の定めるグループA規定により排気量別3クラス制で開催されていた。最初は戦闘力が高い順にディヴィジョン3・2・1と称されていたが、途中で若いほうが上になり、クラス1・2・3と呼び方が改められた。


もともと欧州で盛んな規定であったため、多数の車両が海外から多数持ち込まれて活躍した。また最初期のウェットコンディションではディヴィジョン1のワークスチューンのホンダシビックトヨタカローラが軽量ボディを活かして総合優勝を収めるすることもしばしあった。


富士スピードウェイで開催された「インターTEC」には、海外から多数のドライバーが参戦し、1987年には世界ツーリングカー選手権の一戦として開催されるなど、目玉レースとして賑わいを見せた。


しかし市販車に近いゆえに、マシンの戦闘力の底上げにはそれ専用の市販車の開発と量産が必要となってしまうグループA規定は徐々にメーカーの負担を大きくしていき、1車種が抜きん出てしまうと、他メーカーはほぼ追随できないという問題を抱えていた。


最後の3年間はクラス1は日産スカイラインGT-R(R32)、クラス2はBMWM3の文字通りワンメイクレースと化していた。クラス3は唯一ホンダとトヨタが鎬を削っていたものの、戦績的にはホンダが圧倒していた。


こうした状況は欧州でも起きていたため、日欧ともグループAによるレースは廃止された。そしてすでにローカルレースで人気を博していた、大衆的なセダンを大きく改造して参戦できる『スーパーツーリング』規定が導入され、JTCはJTCCへと改称されることになる。


関連タグ

レース スポーツカー ツーリングカー JTCC FIA BTCC JGTC SuperGT

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