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ウルティマ・トゥーレ(FF14)の編集履歴

2022-01-20 13:38:22 バージョン

ウルティマ・トゥーレ(FF14)

うるてぃまとぅーれ

『ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア』に登場するエリア。

この記事には『暁月のフィナーレ』のネタバレがあるため注意!!
























概要

暁月のフィナーレ」終盤で訪れるエリア。


収集し続けた滅びの記憶によって「終焉を謳うもの」となったメーティオンが姉妹と共に構築した「絶望の巣」であり、ゾディアークの加護を失ったアーテリスに「終末の厄災」をもたらし続ける原因。

ハイデリンなりしヴェーネスによって遺された追跡魔法の座標をレポリット達が解析し、月よりもはるかに遠い宇宙の果てに存在している事が判明する。

既知領域の彼方、「最果ての地」を意味する言葉であり、シャーレアンの哲学者議会が命名した。


マザークリスタルを動力となした魔導船ラグナロクが辿り着いたその宙域は、空気も大地も存在せず、生命がある事自体を拒絶する空間であった。

一行が死に瀕する中、サンクレッドの必死の抵抗により、辛うじて生命活動が可能な環境が生まれる。

戸惑いながらもラグナロクから降り立った一行が見たのは、かつて滅び、壊れ、死んでいった星々の残骸と、僅かに生き残ったものが絶望に沈む世界だった。


エリア

ギリシャ語で「文字が刻まれた陶器片」を意味する「オストラコン」と呼ばれるエリアは、大きく分けて4つ存在する。


オストラコン・デカオクト

最初に降り立ったエリア。デカオクトは「18番目」を意味する。

ミドガルズオルムの故郷である「竜星」の成れの果てであり、変質したドラゴン族の僅かな生き残りがエーテライト「リア・ターラ」の周囲に蹲っている。

かつては卵の孵化地もあったが、卵の大半は腐り、生まれてきた子竜は皆汚染されて正気を失っていた。これに絶望し、狂気に落ちた個体も存在する。


オストラコン・トゥリア

エスティニアンによって新たに生まれた「風」に乗り、二番目にたどり着くエリア。トゥリアは「3番目」を意味する。

精神生物イーアが生息しており、肉体を放棄して永遠の思索を繰り返した結果、熱的死を理解して「宇宙は必ず滅ぶ」という解に到達した事で絶望。わざわざ肉体を再生して消滅=死を選ぶという行動を選び、残された個体も緩やかな絶滅を迎えつつある。


オストラコン・デカークシ

ヤ・シュトラウリエンジェによって開かれた「門」をたどり、三番目にたどり着くエリア。デカークシは「16番目」を意味する。

オメガの故郷である「アルファトロン」(人間に理解できる言葉に翻訳した単語)の成れの果て。際限のない侵略戦争を繰り返した結果、戦略を担当する頭脳「マスター」こと「スティグマ・ワン」が自己矛盾に陥り、戦闘行為の永久的凍結を決定。大半の機械兵器が待機状態に入ったまま滅びてしまった。


オストラコン・エーナ

グ・ラハ・ティアによって作られた水晶の「道」を通り、最後にたどり着くエリア。エーナは「1番目」を意味する。

「命なき街」と呼ばれる廃墟のみが残り、生命の類は一切存在しない。


「終わってしまった世界」に対して道を開く為に次々と暁の賢人が消滅し、遂にはアルフィノとアリゼーも消えてしまう。取り残され、「終焉を歩むもの(Endwalker)」となった光の戦士は、重い足取りでただ一人天の高みを目指す。

冷え固まり、黒く染まった太陽の死骸の下、他に何処にも行く事の叶わない「終焉の地」へと……


余談

ウルティマ・トゥーレはラテン語で「最果ての地」を意味し、アルティマ・スーリーとも呼ばれる。

地球から65億キロ以上離れた天体で、太陽系外縁の小天体が集まる領域、「エッジワース・カイパーベルト」にある「2014 MU69」の愛称として使われていたが、現在は正式名称「アロコス(Arrokoth)」となっている。

2014年にハッブル宇宙望遠鏡により発見され、2006年に打ち上げられた無人探査機「ニュー・ホライズンズ」の延長ミッションとして目標設定。2019年1月1日に最接近し、フライバイ探査を行った。

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