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レポリット

れぽりっと

「レポリット」とは、『ファイナルファンタジー14:暁月のフィナーレ』に登場する種族である。
目次 [非表示]

暁月のフィナーレ』のネタバレがあるため注意!!




























































フン フフーン!


概要編集

追加ディスク『暁月のフィナーレ』にて登場する獣人族

月に生息するウサギのような小柄な獣人であり、同じく月に封じられたゾディアークを見守る監視者からは「月の船員(クルー)」と呼ばれている。


ゾディアークの消滅で引き起こされるエーテルの循環不全と終末の顕在化に備えてハイデリンによって創造された種族で、惑星アーテリスから多くの生命を「船」としての月に移送、その月を操縦して新天地となる星へと案内する役割を担っている。

基地「ベストウェイ・バロー」にて多数の個体が休眠状態にあったが、光の戦士との戦いでゾディアークが消滅したことで「1243回目の定期点検」の少し前に覚醒。

「檻」から「船」へと役割を転じた月の航行準備のため、本格的に活動を開始する。


かつてハイデリンの核となった人物がうさぎ型の使い魔を研究していたという証言があるほか、エオルゼアでは「ネミングウェイ」と呼ばれる不可思議な放浪者の伝説が語り継がれている。

月から来た風変わりな一族の末裔とされており、地上に降りたレポリットがそうだったのではないかと思われる。


性別は不明だが、本人たちの間では一応「he / her」の区別がある様子。背丈は人の膝あたりまでで、長い耳を含めても成人の腰に届くかどうか。

個体ごとに容姿の大きな違いはないため、見分けられるようになるには少々時間が必要。

アーテリスとのやりとりをきっかけにそれぞれの名前を現代風に改めているらしく、各自の役割ややりたい事を反映した「〇〇〇ングウェイ」(~ingway)と名乗る。

総じて友好的で物腰も丁寧。星の移住という夢物語を実現するべく、極めて高い知性と技術を月の改造に注ぎ込んできた。地上の人々を救うという使命に熱心かつ忠実ではあるものの、全生命を救い出すことは叶わないという冷徹な判断も織り込んでいる。


曰く6000年もの時を月の整備に費やしており、現生生命の知識を求めてハイデリンと交渉、約270年前にオールド・シャーレアンで実施された星海観測を機に、ハイデリンの意思を通じて地上との間に通信が確立した。いずれ必ず来る終末の厄災に備え、時来たりなば月を「船」と成して脱出する壮大な計画――「アーテリスからの大撤収」と呼ぶべき極秘プロジェクトの、いわば最終段階を詰めている最中だった。


これにあたり、レポリットにも哲学者議会から多数の書籍が資料として送られ、これに基づいた居住空間構築などの準備が行われた。しかし古代人基準で生み出されたかれらにとって最も身近なヒトの見本が月の監視者だったこともあり、またシャーレアン側も古代人の体格を知らず特記していなかったこともあり、「現在の人間の体格は古代人と比較して1/3程度」という事実を把握する機会が無いまま計画が進行。

来訪した光の戦士達を、訂正されるまで「小さな子ども」と認識しており、重大な差異に気づかされた事で大慌てで突貫工事に突入する。


空気と水の生産システム兼リラックス空間として「森」を再現しようと人工的な構造物を配置してみたり、食料は生産性と栄養価と調理要らずを追求した妙にカラフルな生ニンジンのみだったり、衣服も機能面はさておき古代人の無個性スタイルを継承した頓珍漢なデザインになっていたりと、積み上げてきた仕事ぶりを無邪気に披露するレポリットたち。

しかし光の戦士一行の困惑ぶりを察すると、このような有様ではアーテリスの人々を迎え入れる事は到底できないと考え、地上に月の現状を伝えさせまいと光の戦士達を必死に足止めする。


その傍ら、一刻も早い移住の必要性に理解を示すウリエンジェを一行から引き離し、地上で月への退避を促す役割を請け負ってもらえるよう画策。しかし当のウリエンジェは、ハイデリンに託された願いを途方もない時間をかけて守り続けてくれたレポリットたちに感謝を述べた上で、月に残ってかれらに必要な知識の補完を助ける道を選ぶ。

レポリットたちの早とちりと齟齬を責めることなく、彼らが資料の余白に補足を書き込むための手製のインクを贈り、今しばらく相互理解の時間をとりたいと願い出たウリエンジェは暁の血盟を一時離脱。あるいは情報共有によって新たな道を模索できるかもしれないという希望を残し、終末への直接的な対抗手段を求めて地上へ戻る光の戦士たちを見送った。


その後、本格化する「終末の厄災」に対峙する暁の血盟は、思いがけない所でレポリットたちと再会することになるのだが……。


メインクエストクリア後、ID「楽園都市 スマイルトン」が解放。

月の地下に「誰もが笑って暮らせる都市」を作ろうとしたものの、先述の突貫工事をきっかけに、新たにアーテリスについて得た知識をもとに繰り返される仕様変更と迫り来る納期が重なった結果、侵入者を笑顔で叩き潰す機械が暴走した巨大迷宮が誕生してしまった。このままでは月が穴あきチーズのように蚕食されてしまうという一大事に対し、光の戦士は突入を敢行。

内部では多数のレポリットが迷子になっていたものの、光の戦士が来たことで次々と脱出に成功。そして暴走してぽんこつになった建設機械「ビッグチーズ」を機能停止させた事で、最悪の事態は回避されたのだった。

しかし、冒険者を迎えるべく宝物殿「エキサイトロン」の建造も計画しており、飽くことを知らない探究の結果おそらくかなり訪れる冒険者を手荒く迎えるものになりそうであろうことが予測される。


余談編集

ルーツはFF4に登場したネミングウェイ及びハミングウェイ一族

レポリットの本拠地である「ベストウェイ・バロー」のBGMは、FF4の「街のテーマ」のアレンジ版となっている。更に戦闘BGMもSFC版の「バトル1」となっており、往年のファンを歓喜させた。

もちろん、鼻歌のSEもしっかり踏襲している。フン フフーン!


語呂と使い勝手の良さから、「〇〇〇ングウェイ」を名乗るヒカセンがちょこちょこいる。

またパッチ6.0当時、新技が連続突進になった忍者を上記になぞらえて「トッシングウェイ」と呼ぶネタが一時期流行した。とは言えあくまで揶揄まじりなので注意が必要である。


2023年7月には可動フィギュアが発売された。高さは耳を含めて20㎝ほど。


関連イラスト編集

26/12

スリーピングウェイ


関連タグ編集

ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア 暁月のフィナーレ 蛮族(FF14)

ハイデリン:創造主。彼女ら古代人の膨大な学識を元に各計画が立案・実行されている。

シャーレアン:アーテリスにおける協力者。知の都として大撤収を担っているが、合理性を重視する文化の影響かメシマズの誹りを受けている。


Tweetingway2022年6月の満月の日にEN版広報のお手伝いとしてやって来たレポリット。自己紹介を書きかけで投稿してしまったり、絵文字の使い方を尋ねたりしながら、Twitterに生息する光の戦士たちと交流している。

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