概要
その名の通りデフォルメしたナマズのような外見をしており、語尾に「~だっぺ」をつけて話す。足音が独特でやたらと耳に残る。キュッキュッ。
乾燥には弱く、行き倒れる事もしばしばだが、泥水を浴びせれば元気になる。また酒の代わりに茶で酔うという体質を持つ。
のっぺりしてとぼけた風貌をしているが、中にはあふれ出す知性を抑えきれずに鋭い目つきを獲得した個体もいる。名前もどこぞの厨二病を髣髴とさせる。
総じて赤い腹がけを着用し、首からは大きな鈴をつけているが、これはかつてドマの武将ガンエンを助けたナマズオに対し、感謝と共に贈られた鈴がルーツ。彼らはこの鈴に大きな誇りを持っている。
ヤンサの無二江流域にある「ユヅカ代官屋敷」を主な拠点とする。
基本的には温厚な種族であり、人間との交流も盛んだが、なにかと悪知恵の働く者も多い。
また、文明化を受け入れられず野盗となったナマズオも存在する。
蛮族クエストでは、夢で天啓を受けたあるナマズオが、七年後に訪れる一族滅亡の危機を回避する為、先祖を奉る「大鯰大祭」の開催を決意。
プレイヤーは「大鯰大祭実行委員会」に協力し、必要な物資を集め、あるいは製作する手伝いをする。
イクサル族、モーグリ族に続くクラフター/ギャザラー向けのクエストとなっており、一定の能力値を求められるのを除けば難易度はかなり低め。
余談
パッチ4.3にて蛮族クエストが実装されたが、当初の予定ではナマズオではなくキキルンのクエストになる予定だった。
しかし、世界設定班の織田万里氏がナマズオをいたく気に入り、「どうしてもナマズオで作りたい」とナマズオのクエストに変更したのだという。
そんな公式からのプッシュも相まって、紅蓮のマスコット的な存在となっている。
2021年5月8日、「ファイナルファンタジー14の絵本 ナマズオとだれもみたことのないもの」が発売。作者は織田氏で、絵はコンセプトアーティストの長嶺裕幸氏が担当している。かわいい。
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鯰尾藤四郎…おそらく元ネタ