ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:horrow
編集内容:内容の追記・修正

フラワーパーク

ふらわーぱーく

フラワーパークはJRAの元競走馬・繁殖牝馬。1996年最優秀短距離馬・1996年最優秀父内国産馬。

'96年、スプリンターズステークス

「もしも」が禁句とされる勝負の世界で、それでも「もしも」の誘惑に駆られる瞬間がある。

"その馬の鼻があと1センチ高かったら"

ハナ差1センチの決着。

僅かな差か、絶望の距離か。

勝者、フラワーパーク。勝者は必ず、敗者を作る。

電撃の短距離戦へ。「スプリンターズステークス」

1992年5月8日生まれ、父ニホンピロウイナー母ノーザンフラワー。通算18戦7勝。

1995年デビュー、半年後の1996年3月までに条件戦を4勝しオープン入りする。

シルクロードステークスで重賞初制覇。この年から距離短縮されGⅠに昇格した高松宮杯三冠馬ナリタブライアンを破りGI初制覇、デビューから史上最短古馬GI制覇記録となった。続く安田記念は9着。

スプリンターズステークスでエイシンワシントンとのハナ差1センチの大接戦の判定を制し、史上初のスプリントGI同一年制覇を達成し、この年の最優秀短距離馬と最優秀父内国産馬を受賞した。

1997年の初戦シルクロードステークスは4着、連覇を狙った高松宮杯はシンコウキングの8着に敗れ、スプリンターズステークスで4着になったのを最後に引退。

繁殖牝馬としてヴァンセンヌやフィレンツェなど輩出。

ライバルのビコーペガサスとは3勝2敗、エイシンワシントンとは2勝1敗だった。

田原成貴の代表的騎乗馬。

田原は後年、スプリンターズステークスの激闘について、「ゴール寸前で『ゴム毬を素早く握ると、次の瞬間膨張する』という理屈を利用した「奥の手」を使った」と語っている。

関連記事

親記事

編集者:horrow
編集内容:内容の追記・修正