インペリアル(マイトガイン)
まいとがいんのいんぺりある
「まるで掌にあるオモチャだな」
「だが、そのオモチャもお払い箱だ!」
概要
インペリアル(マイトガイン)とは勇者特急マイトガイン最終回「嵐を呼ぶ最終回」に登場した超巨大ロボットである。ブラックノワールの本拠地である浮遊要塞を守護する謂わば守護神に当たる超巨大ロボットであるが、残念ながらラスボスではなかった。
魔のオーラによる絶大な防御力(しかしグレートマイトガインにはイノセントウェーブ増幅装置が取り付けららた為、実際には無効だった)と、強力な武装でグレートマイトガインと轟龍を苦しめた。そしてパーフェクトキャノンを破った唯一の相手でもあった。
劇中での活躍
最終回でブラックノワールの世界征服作戦が最終局面を迎えようとした時、エースのジョーが操縦する轟龍が単身で向かうも、インペリアルは圧倒的な力で捩じ伏せる。絶対絶命の時、イノセントウェーブ増装置を取り付けたグレートマイトガインが加勢し、一度は形勢逆転。旋風寺舞人のグレートマイトガインはパーフェクトキャノンをインペリアルに発射するが、インペリアルの魔のオーラの防御力で逆に弾き返され、マイトガンナーを失ってしまう。
その後、インペリアルは圧倒的なパワーと武装でグレートマイトガインを苦しめる。
エグゼブ「ならお前は正義か?」
舞人「当たり前だ!」
エグゼブ「ならその正義が負ける事を教えてやろう(高笑い)」
圧倒的な力を前に徐々に破壊されていくグレートマイトガイン。しかし、止めを刺したのは意外な相手だった。
ジョー「エグゼブ、親父の仇!」
エグゼブ「うおー(怯えるエグゼブ)」
ファイターモードに変形した轟龍の機首ドリルがインペリアルのコックピットを直撃。エグゼブは血だらけに
エグゼブ「だ、だからドリルは取れと言ったのだ」
この言葉を最期にエグゼブは波瀾万丈の生涯を終え、まさかドリルに命を取られるとは思いも寄らなかったに違いない。
爆散するインペリアルと轟龍。しかし、舞人はジョーの生存を信じ、カイザーパーツを排除し、ブラックノワールの本体へ向かっていった。
蘊蓄
- 実はマイトガインの最終展開は本放送当時極秘扱いとされており、発売時期の都合上幼児向け雑誌や児童向けテレビ雑誌ではネタバレ防止の為、読み物の最終回は洗礼ロボ・イクスを代役に立てた。
- アニメ雑誌でも最終回のあらすじは書かれず、当時のファンをワクワクさせた。
- ここでもエグゼブはメタファーな発言をしており、序文はそのマスコミ玩具の皮肉を体現したものであり、握乃手沙貴こと高松信司の只ならぬセンスはここでも発揮されていた。
ゲームでは
ブレイブサーガではマイトガインルートの最終決戦で登場。こちらは普通にジョーの特攻が再現される
スパロボVでは、ジョーの轟龍でトドメを刺すと、エグゼブの最期が再現されるだけでなく、轟龍の特攻が必殺技として導入されている。