CV:菅原正志
概要
中盤から登場する悪役。表向きはTR(トレジャー・ロボテック)社の社長であるが、裏の顔は勇者特急隊の強大な敵として、幾度無く立ちはだかる。常に上から目線で命令し、徹底的に利用した末に失敗した者は「用済み」として即座に抹殺する冷酷非情な性格。
3年前、舞人の両親旋風寺旭、ルリ子夫妻を列車事故に見せかけ殺害、8年前にもオペレーションシステムを開発したジョーの父、宍戸英二を装置完成後に配下を介して殺害したのも彼である。部下のパープルを使いホイ・コウ・ロウの組織アジア・マフィアを掌握。更にはマイトカイザーに敗北したジョーを言葉巧みに引き込み、ウォルフガングを彼の部下を人質にして脅迫し、傘下に収めるなど次第にその力を拡大していく。
しかし、常に爪を鑢で整えていた癖が災いし、横柄に振る舞う彼に反発するジョーは密かに爪のカスを採取、正規軍の情報局に忍び込み、その情報を入手する。本名は『ケン・エノモト』。15年前に将来を有望視されていた若手政治家であったが、本作の黒幕に拉致洗脳され変貌したのが現在のエグゼブである。
最終決戦で超巨大ロボ・インペリアルに搭乗。圧倒的な力で舞人とジョーを足蹴にするが、轟龍のドリルでコックピットを貫かれ、ジョーと相討ちとなる。以前発した「ドリルを外せ」との命令が履行されなかった現実に対する不満を述べながら絶命した。
関連タグ
パプテマス・シロッコ:機動戦士Zガンダムに登場する敵キャラで、「飛行形態の突撃によって先端で体を突かれて死亡する」最期を遂げている。こちらは突撃したのは主人公であり、敵キャラによって精神が破壊されている。