勇者特急隊
ゆうしゃとっきゅうたい
『旋風寺コンツェルン』が極秘理に設立された私設組織。そのメンバーは『超AI』を搭載した『勇者ロボ』で構成され、人間と同じ情緒と感情を持つ。
枯渇した化石燃料に代り、動力は巨大サイズの単1電池を備えた電動モーター(電力)を使用する。構想の発案者は旋風寺舞人の父・旋風寺旭。活動期間は3年と比較的新しい。超電動ジェットの開発が遅延していた為、構想初期と現在ではメンバーの形状と人数が異なる。
旭が『荒野の渡り鳥』として世界を放浪していた頃、『巨大な悪』の存在を知り、それらに対抗する為、帰郷してからは『旋風寺』を設立。その傍ら裏では『勇者特急計画』を推進、「旋風寺工業 青戸工場」で極秘裏に勇者ロボを作り上げた。
だが、本編から3年前、巨悪がその事実を知り、列車事故を装い旭とルリ子を謀殺、忌野際の遺言で当時12歳の舞人が引き継ぎ、隊長として悪に立ち向かう。
ロボット犯罪の増加や警察・軍隊の戦力不足もあり、勇者特急隊は必要不可欠な存在となっており、現に第24話ではマイトガインが飛龍に敗れ、舞人が入院し、ロコモライザーが大破してしまった際も他の悪人達がマイトガインがいないのをいい事に暴れ出し、事件が増えていた(ボンバーズやダイバーズの活躍で阻止している)。
犯罪者の確保から大統領の護衛や人命救助、小惑星の衝突の阻止までも行っており、その活躍により、人々からの人気が高く、玩具が発売されたり、テレビの特別番組「勇者の秘密に迫れ!」が放送されるまでに至っている。
本編の終盤、ブラックノワールによる世界征服計画『クリスマス・オペレーション』により、世界の9割が制圧され、洗礼ロボの集団攻撃でダイバーズとボンバーズが全滅。インペリアル戦ではマイトガンナーも破壊され、グレートマイトガインのカイザーパーツも大きく損傷し、空中要塞突入前にパージされ、マイトガインで挑む事となった。ブラックノワールとの直接対決では世界に関する衝撃の真実を突き付けられ、魔のオーラで半壊状態になるも、サリーの助力で終止符を討った。要塞の大爆発でロコモライザーとマイトウイングを失うも、ガインは半壊状態になりながら、舞人を抱え無事に生還している。
最終決戦後は、メンバー全員が修復されている描写がある。
烈車:烈車戦隊トッキュウジャーの巨大メカ。機関車、新幹線、消防車、パトカー、ドリル、動物モチーフがいるという所も共通している。
???:勇者特急隊の新入隊員。