「まるで掌にあるオモチャだな」
「だが、そのオモチャもお払い箱だ!」
インペリアル データ
全長・体重 | 共に不明 |
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搭乗者 | エグゼブ |
武装 | ビーム・長剣 |
特殊能力 | 魔のオーラ |
登場話数 | 第47話(最終回) |
概要
インペリアル(マイトガイン)とは勇者特急マイトガイン最終回「嵐を呼ぶ最終回」に登場した超巨大ロボットである。ブラック・ノワールの本拠地である浮遊要塞を守護する謂わば守護神に当たる超巨大ロボットであるが、残念ながらラスボスではなかった。
魔のオーラによる絶大な防御力(しかしグレートマイトガインにはイノセントウェーブ増幅装置が取り付けららた為、後述する事を除けば実際には無効だった)と、強力な武装でグレートマイトガインと轟龍を苦しめ、そしてパーフェクトキャノンを破った唯一の相手でもあった。
劇中での活躍
最終回でブラックノワールの世界征服作戦が最終局面を迎えようとした時、雷張ジョーが操縦する轟龍が単身で向かうも、インペリアルは圧倒的な力で捩じ伏せる。絶体絶命の時、イノセントウェーブ増装置を取り付けたグレートマイトガインが加勢し、一度は形勢逆転。旋風寺舞人のグレートマイトガインはパーフェクトキャノンをインペリアルに発射するが、インペリアルの魔のオーラの防御力で逆に弾き返され、マイトガンナーを失ってしまう。
その後、インペリアルは圧倒的なパワーと武装でグレートマイトガインを苦しめる。
エグゼブ「正義は勝つだと?ならお前は正義か?」
舞人「当たり前だ!」
エグゼブ「ならその正義が負ける事を教えてやろう(高笑い)」
圧倒的な力を前に徐々に破壊されていくグレートマイトガイン。しかし、止めを刺したのは意外な相手だった。
ジョー「エグゼブ、親父の仇!」
エグゼブ「ひいぃ〜(怯えるエグゼブ)」
ジェット機モードに変形した轟龍の機首ドリルがインペリアルのコックピットを直撃。エグゼブは血だらけに
エグゼブ「だからドリルは取れと言ったのだ…」
この言葉を最期にエグゼブは波瀾万丈の生涯を終え、まさかドリルに命を取られるとは思いも寄らなかったに違いない。
爆散するインペリアルと轟龍。しかし、舞人はジョーの生存を信じ、カイザーパーツを排除し、ブラックノワールの本体へ向かっていった。
蘊蓄
- 実はマイトガインの最終展開は本放送当時極秘扱いとされており、発売時期の都合上幼児向け雑誌や児童向けテレビ雑誌ではネタバレ防止の為、読み物の最終回は洗礼ロボ・ツェットを代役に立てた。
- アニメ雑誌でも最終回のあらすじは書かれず、当時のファンをワクワクさせた。
- ここでもエグゼブはメタ発言をしており、序文はそのマスコミ玩具の皮肉を体現したものであり、握乃手沙貴(あくのてさき)こと高松信司の只ならぬセンスはここでも発揮されていた。
ゲームでは
ブレイブサーガではマイトガインルートの最終決戦で登場。こちらは普通にジョーの特攻が再現される。またシナリオ最終盤では、グランダークの本拠地にてブラック・ノワールの戦闘体として再登場する。どちらも自軍戦力が分割された状態で戦わされるので主役格ばかり育てていると意外と手こずる。
続編のブレイブサーガ2では、バルドー六将軍の一人・闇のネクロの攻撃演出で亡霊として現れる。
スパロボVでは、ジョーが出撃しの轟龍でトドメを刺すと、エグゼブの最期が再現されるだけでなく、轟龍の特攻が必殺技として導入されている。(ドリルが相手の股間に刺さっているのは内緒)
スパロボXでは創界山ルートで顔見せ、舞人で止めを刺すと原作では叶わなかった勇者特急隊最終合体ジョイントドラゴンファイヤー(しかも原作より1編成多い6編成連結)で、エグゼブに引導を渡し、舞人の手で両親の仇を取るのであった。(そうでなければこれまた轟龍の特攻となる)
スーパーロボット大戦Tではマイトガインが原作終了後なので出番が少なく、エグゼブの機体しか出ない。しかも1回だけ。中ボスを掃討していると勝手に撤退してしまうが、倒すのはそれほど困難ではない。
いずれの作品でもHPやENが回復しないため、エグゼブの能力で固くはなるもののそんなに苦労せずに倒せる。防御面でも厄介な能力は無いので、装甲を削ったりENを削り取ったりとやりたい放題できる。
そもそもインペリアル自体がブラック・ノワールの前座なので、インペリアルに手を焼いているとブラック・ノワール戦でじり貧になる。サクッと片付けたい。
関連イラスト
○○ に関するイラストを紹介してください。
関連タグ
シアン(伝説の勇者ダ・ガーン):前作に置ける中ボスで主役ロボの最大の技を唯一破った事がある共通点を持つ。
デストロイガンダム:他作品に登場する中ボス級の巨大ロボ繋がり、あらゆる攻撃を弾く程の防御力を持つ点も共通している。そして、操縦者の1人がエグゼブと同様にとあるロボットによってコクピットごと串刺しにされた事がある(ただし、こちらはドリルではなく剣での攻撃である)。