概要
好評を博した新世代ロボット戦記ブレイブサーガの続編。
2000年5月2日に発売。当初予定していた販売日にゲーム製作が間に合わず延長された経緯を持つ。シナリオの台本は前作の数倍であり、物語はディスク2枚で構成する。
本作では念願のガオガイガーが初参戦。前作ではゲスト扱いだったダグラム、ボトムズ、ガリアンのリアルロボット系、さらに前作未登場だったガードウイング、マイトガンナー、空影も新たなユニットとして参戦。また、本作ではシズマ、サイボーグガイ、火鳥勇太郎、ダグテクター姿のダグオンチームといった人間ユニットも登場する。
だが、前作でシリーズに於ける殆どのラスボスが倒された事で、新たな敵と新キャラが起こされたが、話の根幹が『生命と役割』、『人類の存亡と運命に殉ずる』と云う重苦しいテーマとなってしまい『スーパーロボット大戦』に近い内容と化した為に『勇者シリーズ』ではないとファンの間で不評が相次いだ(しかしながら原作である勇者シリーズでも中盤や終盤での勇者の死、やや重い展開で終わる回などもある)。
更には豪勢なOPCGと裏腹にloadの長さや、間奏中の扉、効果音の貧弱さ等も不評材料になっている。
しかし、OPテーマを前半、後半に分け、EDテーマも収録。何よりも略オリジナルキャストでのフルボイスは一定の評価になっている。
月刊ファミ通ブロスで一式まさと画によるコミカライズが連載。こちらもゲーム本編に準えているが、殆どの活躍がメインの勇者のみで、一部のキャラ名と運用方法に若干間違いがあるものの、コミカライズオリジナルキャラと勇者が書き起こされ、その復讐劇を横糸にした流れになっている。