概要
嘗て原始破綻惑星『ベルターヌ』を支配していた魔族国家。『地を駆ける者』『空を飛ぶ者』『海を泳ぐ者』だけでなく、人間すら隷属させていた。ファンタジー系な悪魔然の姿で有りながら高度な科学力も持ち合わせる。だが、心を持ち合わせているものの、自身らを天上の存在だと一方的に押し付けマウントを取り、全ての種族が食料として人間を食らう。この為に人間同士の争いには一方を根絶させるのを嫌う傾向があり、和平調停などに介入する。それでも互いに共存させる事はあり得ない。
彼らは既に完成され過ぎて宇宙の摂理(滅びを受け入れ次代に託す)の役割から外れた『もがきあがくも、何も残さず消費するだけの存在』であり、「成長と進化」の概念を持たず率先して人の解放を願う人類『最後の剣』の一族に追いやられ、宇宙の果てへと封印、ベルターヌもまた封印され新たな姿へと変えていった。それこそが『地球』であり、同時に『ヌーベルトキオ』や『惑星アースト』『惑星メルキア』『デロイア星』など様々な並行世界(並行宇宙)も生まれていった。
しかし、悠久の時が経ち、ナイトメアが宇宙中から搾取された『負の力』を決戦前後のどさくさ紛れに手に入れて封印を解き放ち復活。『ベルターヌ』の復活に必要な『最後の剣』の正統後継者が持つ『アフェタ』を奪いに地球へ来訪。シズマ親子を襲撃し、その力と肉体を奪い封印を解いた。