概要
洗礼ロボとは勇者特急マイトガイン最終五部作に登場するブラック・ノワールの主力兵器である。通常のロボットよりも有機的なフォルムをしており、魔のオーラの力により何度破壊されても瞬時に再生する特徴がある。たとえ心臓部を貫こうと木っ端微塵に粉砕しようと無限に再生するという悪質極まりない能力である。
主な種類
x(イクス)
原型機・リッケンバッカー 登場話数・第44〜46話
原型機はプロペラでの飛行能力があったが、洗礼時に失われている。兎に角数で押す歩兵で、世界征服作戦で世界に甚大な被害を与えた。勇者特急隊も数の暴力に苦戦している。何故か最終回には登場せず、最終回でグレートマイトガインが登場前に全滅させたのでは?と考えるファンも居る。
Y(イプシロン)
原型機・アトラスmk-Ⅱ 登場話数・第45〜47話
空戦ロボだが、アトラスmk-Ⅱの時点で変形機構はない模様。プロトタイプの轟龍が持つビームライフルに似たマシンガンを持つ。こちらも最終回で、グレートマイトガインと轟龍のタッグの前に全滅。
Z(ツッエット)
原型機・名称不明のロボット 登場話数・第43・45〜47話
最初に登場した洗礼ロボで、中のパイロットも変貌した。洗礼ロボの指揮官機で、再生能力で舞人達を苦しめた。ついでに幼年誌の読み物の最終回のラスボスでもある。
弱点
そんな洗礼ロボにも弱点があり、精神派の一種であるイノセントウェーブを強く浴びると魔のオーラがかき消されて再生能力が失われてしまう。魔のオーラが消えた状態で破壊された場合、その機体は復活することができない。この弱点をウォルフガングや勇者特急隊が知ったことに加え、勇者特急隊の協力者である吉永サリーが常人を遥かに上回るイノセントウェーブを発することが判明。結果としてブラック・ノワールの敗北に繋がったのであった。
蘊蓄
- この洗礼ロボはスポンサーに依るリデコを茶化したのではと考えるファンもおり、実際勇者シリーズでは、『伝説の勇者ダ・ガーン』のレッドガイストから、『勇者指令ダグオン』のサンダーダグオンまで、トランスフォーマーの過去商品のリデコが行われており、本作でも飛龍はソニックボンバーを、轟龍はダイアトラスをそれぞれリデコしていた。 またツッエットの原型は『太陽の勇者ファイバード』に登場するドライアスであった。なおエクスカイザーに登場したガイスター四将もトランスフォーマーのダイノボットからリデコされるのでは?と言われたが、噂のみに終わった。その後財団BNでも、2001年のスーパー戦隊シリーズの劇場版以降、劇場版限定ロボ&メカとしてリデコ商品が発売されている。
- 初期の頃はパイロットごと洗礼していたが、兎に角数が多過ぎる為、ブラック・ノワール軍団と言えどもそんなに構成員はいない筈で、あれ程の数に増えたのも、もしかしたら洗礼時にロボットに仮初の命と意志に似た自律能力を与えていたのでは?と考察するファンもいる。
関連イラスト
関連タグ
ブラック・ノワール マイトガインラストショック 不死身 みんなのトラウマ チート
類似関連メカ
ゼオライマー:原作漫画版が該当し、次元連結システムが作動している限り、無限に再生される。
レインボーセブン:アニメ版レインボーマンに登場するスーパーロボットで、チップと精神エネルギーが尽きない限り、此方も無限に再生される。
サイコアーマーゴーバリアン:こちらも操縦者の精神力がある限り無限に再生し、大破しても別な場所で再組成出来る。
真ゲッターロボ・こちらは再生どころか、パイロットまで喰らい融合する位の生命力を持つ。