曖昧さ回避
- 日本エアシステム(JAS)が1997年より導入したボーイング777-200の愛称。七色のリボンをまとったデザインが特徴だったが、日本航空(JAL)との経営統合により全てJAL色に塗り替えられ消滅。
- モーニング娘。の2006年春のコンサートツアータイトル。このツアーを最後に紺野あさ美と小川麻琴が卒業
概要
全高:13m
重量:600t
大宮博士がダイバダッタの指示によって作り上げた「Vアーマー」と呼ばれるロボット。元は外宇宙開発作業用の有人ロボットであり、胸部にコックピットが存在する(この中に人を乗せたこともある)。
素体は色のついていない純白状態だが、レインボーマンが7化身に分身、Vアーマーに合体(合身)することで7色のカラーリングとなりレインボーセブンが誕生する。
7化身すべての技や武器を使用可能で、特撮版の「レインボークロス」に相当するものといえる。
大宮博士が開発した機体は便宜上1号機と呼ばれ、レインボーマンが格納庫から転送させて合身していたが、転送直後に隙ができることを看破した死ね死ね団の罠にかかり破壊されてしまう。幸いデータチップがバックアップの形で研究所内に残されていたが、機体そのものが完全に破壊されているため一度は再建造を断念せざるを得なかった。しかし無から物質を生成される能力「元素集合の術」を会得したレインボーマンが、額に吸収したチップ内の機体データを基に物質形成することでレインボーセブンを復活させたのである。
2号機はデータを基とした物質形成という形で出現させているため、何度破壊されても自己修復が可能となっている。ただし形成時には精神力を集中しなければいけないため、その間は無防備になる欠点が生じている。そのうえ物質維持にはそれ相当の精神力が必要とされ、レインボーマンの精神力が尽きると消滅する上に再生成にはヨガの眠りで体力を回復させないと不可能という欠点まで生まれてしまった。そのことを踏まえ、終盤では精神力を使い果たす前に形成を解除し、一定のインターバルを置くことにより再生成することにより克服している。
武器・必殺技
レインボーセブンの武器や技は、レインボーマンの超能力が反映されたものとVアーマー本来の武装を昇華させたものがある。ただし合身前の武装については詳細が明らかにされていないためどれが本来の武装なのかは不明である。なお、ダッシュ3の能力が反映された技は使用されていない。
レインボーソード
いわゆる「光の剣」。元素集合の術の能力を武器生成に応用したもので、合掌した手を腕ごと左右に開くことで出現する。敵への決め技として最も多用された。
ビッグクロス
最終決戦で正体を現したドンゴロスにとどめを刺した超必殺技。両腕を大きく開いて自分自身を巨大な十字架にして全身から放つ強力な破壊光線だが、使用すると精神力を使い果たしてしまう諸刃の剣でもある。
レインボーフラッシュ
ダッシュ7の時と同様に額のシンボルから発射される破壊光線。決め技として何度か使用された。
リングシュート
相手を捕えて縛り付ける光の輪。束縛のみならず、攻撃手段としても使用されることも。元はダッシュ1の能力と思われる。
セブンビーム
目から発射される破壊光線。威力は低いが、速射性・連射性に優れる。ダッシュ5の術をセブンに転用したもので、合体前とは数倍の能力を持つ。
ファイヤーアロー
両手首付近のスリットが開いて発射される炎の矢で連射可能。ダッシュ2の能力を応用したもの。
レインボーバリヤー
建物や人を守るために、手の先からエネルギーを発して出現させるバリヤー。おそらく防御力の高いダッシュ6能力の反映。一度出現させればレインボーセブンがその場を離れても残るため、それを利用して複数のバリヤーを張り巡らせたこともある。
グレートハリケーン
腰のバックル状のシャッターが開いて発射される強風。ダッシュ4の能力が反映されたもので、デビルメカを吹き飛ばすほどの威力がある。連続放出が可能で、複数の竜巻を発生させ敵を包囲したこともある。
余談
アニメのスタッフ曰く「モチーフは大魔神」であり、当時噂された元祖最強の白いMSでは無かったそうである。よく見ると頭部デザインがそれらしい形状となっているのが解る。
関連イラスト
関連類似メカ
ダイアポロン UFO戦士ダイアポロンに登場する(一応)の主役ロボット。主人公と一体化するロボットという点が同じ。合身すると惑星一つ破壊しかねないエネルギーを放出する。
サイコアーマーゴーバリアン アニメ版レインボーマン放送終了後に放送されたロボットアニメ。此方はサイコアーマー全般で、元素を集結させて生成する点と破壊されても別な場所で再生出来るという共通点がある。ただし完全に破壊されない限りは形状維持できるところが異なる。
ゼオライマー(原作版) 此方も氷室美久の次元ジョイントが起動している限り、(パイロットも含めて)瞬時に再生される。
真ゲッターロボ ありとあらゆる物を取り込み融合する虚無皇帝に次ぐ厄介なゲッターロボ。
ゴッドマーズ 配色パターンが似ている、手持ち武器が剣のみ、主人公の中の人が同じ、ダメージを受けてもパイロットの精神力が続く限り再生する、などの共通点がある。
大魔神 デザインの元になった魔神像。
RX-78ガンダムデザインが似ており、一時はモチーフ元と噂された(但しガンダム自体足軽等の日本の武士が元になっていたため、似ていると言われるのも無理はない)。もっともこれはザンボット3を始めダイターン3、トライダーG7、バルディオス、ダイオージャ、ゴーショーグンといった前後同期のロボアニメでも言われていた事ではあるのだが。