CV:島香裕
概要
マフィアのボスで、大きな鼻が特徴の中年男性。よくお酒を飲んでは酔っ払う。
チンジャ・ルースという部下を従えており、人語を話す鳥・ピータンをペットにしている。
武器商売を主軸にしていた死の商人でもあり、彼が使うロボも大半が商売道具でった。
彼の目的はヌーベルトキオシティを中華風に作り変えること。他の4首領よりはだいぶ小さめの夢持ち。ただそれのせいで中核を担っている旋風寺グループを敵視しており、旋風寺グループのものに妨害工作を行うこともあるので一番厄介ともいえる。
小柄な体格とは裏腹に実は「広東風料理拳」という拳法の達人であり、お玉や鍋の蓋を武器として振るったり、口から火を吐く等の技を使い、ガタイのいいチンピラ達を一方的に倒す程の強さを持っている。
物語中盤でエグゼブに組織を乗っ取られて失脚。それ以降は、チンジャと屋台でラーメン屋「回々軒(ホイホイケン)」を始める事になり、チンジャによって「サカモト・シンペイ」という偽名で呼ばれる事になった。当初は人間不信になっており、仕事をせずに酒に溺れていたり、チンジャに悪態をつけていたが、舞人とサリーから「仲間の大切さ」を激励され、パープルに雇われたチンピラ達に袋叩きにされても、最後まで忠誠心を捨てなかったチンジャを見て改心し、広東風料理拳でチンピラ達を倒した。
事件解決後はチンジャを「大切な相棒」と認めて和解し、真面目に屋台ラーメンを経営する為、旅立った。さらに「屋台ラーメンで稼いだ金でマイトガインよりカッコイイロボットを作って人気者になる」という夢を持つようになった。
最終決戦後もチンジャと共に屋台ラーメンを経営している描写がある。
ホイの考えたロボットは中国関連のもの(料理や麻雀等)が由来となっており、ボディのどこかに「中」の文字が入っている。デザインに関してはチンジャ曰く「イマイチ」との事。因みにブラックガインの生みの親でもあり、ブラックロコモライザーにも「中」の文字が入っている。
舞人はブラックガインの件でホイ達に怒りを露にしていたが、落ちぶれて屋台ラーメンを営んでいるホイ達を見ても、彼らが同一人物である事に気付かなかった。なお、ホイ達も舞人を見ても、彼が勇者特急隊の隊長や旋風寺コンツェルンの総帥である事に気付かなかった。
名前の由来はそのまんま、中華料理の回鍋肉。
外部出演
スーパーロボット大戦VXT三部作に登場。Vではヴォルフガング、カトリーヌ・ビトン、ショーグン・ミフネと結託したデンジャラスゴールド同盟の傘下となるがほぼ原作の流れを受ける。なお、今回はスポンサーの融資を出す関係か、他の3人の一般兵はそれぞれ関連機体の量産機を使うが、彼のみ最初に使ったAI制御のパオズーしか使えない代わりにGN-XⅢやユークリッド等ガンダムシリーズの壊滅組織の各機動兵器達を傭兵テロリストの運用兵器として使っている。
Xではパープル達と結託してブラックダイヤモンド連合の傘下に加わるも、パープルの横暴に嫌気を覚え、他の3人と共に離反。その後、ひょんなことから人助けをして最終決戦では応援している。
Tでは本編終了後のためゲーム本編では出番はないが、DLCでは彼のマフィア組織はビシャス率いる組織に吸収されており、ホイ・コウ・ロウはラーメン屋を経営している。料理人として結構な腕があるらしい。
関連タグ
張々湖…「小太りで大きい鼻が特徴」「中華料理店を経営」「口から火を吐く」という共通項があり、オマージュと思われる。
リリス・エルロン…テイルズシリーズの登場人物で、お玉や鍋(彼女の場合はフライパン)を武器として振るう。さらに燃え上がる炎で敵に攻撃する技を使う所も共通している。